特許
J-GLOBAL ID:200903053066342605

内燃機関の燃料供給制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-028637
公開番号(公開出願番号):特開平7-238854
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】冷間始動時に触媒を早期に活性化させるために、空燃比をオープン制御によってリーン化させるときに、温度条件の変化によって空燃比が変動することを防止する。【構成】冷間始動直後の所定期間において、空燃比フィードバック制御を実行させ、理論空燃比を得るための補正要求レベルを学習する(S1)。そして、前記学習結果に基づいて空燃比をオープン制御でリーン化させるときに用いる補正値を決定する(S2)。一方、高吸気温時及び高水温時に、理論空燃比を得るための補正要求レベルを学習記憶させておき(S11,S12)、前記空燃比フィードバック制御時の温度条件及び学習結果から、オープン制御中の温度条件の変化に対する補正要求レベルの変化特性を予測する。そして、前記予測結果と、オープン制御中に検出された吸気温及び水温とに従って、オープン制御中のリーン化制御値を修正する(S5,S7)。
請求項(抜粋):
機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段で検出される空燃比を目標空燃比に近づける方向に、燃料供給手段による燃料供給量を補正するための空燃比フィードバック補正値を設定する空燃比フィードバック制御手段と、機関始動直後の所定期間において上記空燃比フィードバック制御手段で設定された空燃比フィードバック補正値に基づいて前記目標空燃比を得るための空燃比学習補正値を学習し、該学習結果に基づいて前記所定期間経過後の所定のオープン制御期間における空燃比を前記目標空燃比よりもリーン化させるための空燃比リーン化制御値を決定するリーン化制御値決定手段と、該リーン化制御値決定手段で決定された空燃比リーン化制御値に基づいて前記所定のオープン制御期間において前記燃料供給手段による燃料供給量を補正するリーン化オープン制御手段と、機関運転の温度条件を検出する温度条件検出手段と、該温度条件検出手段で検出される温度条件に従って、上記空燃比フィードバック制御手段で設定された空燃比フィードバック補正値に基づいて前記目標空燃比を得るための空燃比学習補正値を学習して記憶する温度条件による学習手段と、前記所定のオープン制御期間中に、前記温度条件検出手段で検出された温度条件と、前記温度条件による学習手段に記憶されている空燃比学習補正値とに基づいて、リーン化制御値決定手段で決定された空燃比リーン化制御値を修正する温度条件によるリーン制御修正手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。
IPC (9件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 340

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