特許
J-GLOBAL ID:200903053067196300

高強度PCパイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-250877
公開番号(公開出願番号):特開平10-076370
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 土木、建築用として用いられる高強度プレストレストコンクリートくいであって、曲げ破壊に至るまでの変形能力を大にして、耐震性の構造物に適用して優れた特性を発揮するものを低コストで提供する。【解決手段】 Si;2.6〜4.0%のほか、C、Mn、Alを適量含有し、さらに必要に応じてMo、Ti、B、Ni、Cr、Cuを含有する熱間圧延鋼棒を、冷間加工後焼入れ焼戻しして、オートクレーブ養生の条件におけるリラクセーション値を9%以下としかつ一様伸びを3.5%以上とした鋼棒を軸筋として、らせん筋との交点を通電サイクルの後に焼鈍のための通電サイクルを実施しつつスポット溶接してかご編製し、コンクリートを打ち込んだ後オートクレーブ養生する高強度PCパイルの製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C;0.2〜0.5%、Si;2.6〜4.0%、Mn;0.3〜1.2%、Al;0.005〜0.1%を含有し残部Feおよび不可避不純物からなる熱間圧延鋼棒を、冷間加工後焼入れ焼戻しして、180°Cでのオートクレーブ養生の条件におけるリラクセーション値を9%以下としかつ一様伸びを3.5%以上とした鋼棒を軸筋として、これにらせん筋を巻き付けて軸筋とらせん筋との交点をスポット溶接してかご編製し、前記スポット溶接において溶接のための通電サイクルの後に焼鈍のための通電サイクルを実施することによりスポット溶接部においても軸筋の一様伸びを3.5%以上に維持し、前記のようにして作製した鉄筋かごの軸筋を緊張して遠心力を与えつつコンクリートを打ち込んだ後オートクレーブ養生することを特徴とする高強度PCパイルの製造方法。
IPC (2件):
B23K 11/14 103 ,  E02D 5/58
FI (2件):
B23K 11/14 103 ,  E02D 5/58 Z

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