特許
J-GLOBAL ID:200903053073086584

測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035815
公開番号(公開出願番号):特開平10-232128
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 温度依存性の少ない高精度測定の実現と共に、結像レンズのプラスチックレンズ化による低コスト化を実現できる測距装置を提供する。【解決手段】 突起23aは光軸間隔B0 を含む線(X軸)で同側にオフセット距離Eだけオフセットしている。温度変化によりレンズ20R (20L )の各点は突起23aを投錨点としてレンズ受け板16aに対して熱膨張で変位を起こすが、いずれの軸心OもX軸上で同方向に同距離だけ変位するため、レンズ20R (20L )自体の熱膨張に基づく光軸間隔の変化は生じない。光軸間隔はレンズ受け板16aの熱膨張率と温度変化に比例して一義的に決まる。このため、温度補償が可能となり、温度特性の向上により高精度測距が実現できる。また熱膨張率の大きなプラスチックレンズの使用が可能となり、低コスト化を実現できる。
請求項(抜粋):
光軸が平行配置であって相等しい独立部品の第1の結像レンズと第2の結像レンズが光導筒のレンズ受け面上に取り付けられており、測距対象に臨んで結像間に視差を作る一対の結像光学系を有する測距装置において、両結像レンズのそれぞれの周辺領域のうち光軸に対して光軸間隔を含む線上で同側に同距離だけオフセットした基点部位にて前記レンズ受け面と固定して成ることを特徴とする測距装置。

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