特許
J-GLOBAL ID:200903053087375546

スローアウェイ式回転工具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-266167
公開番号(公開出願番号):特開2008-080468
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】工具本体及びチップの剛性を高めることにより、この種の従来工具よりも高い切削条件で加工を行うことができるとともに、切屑の排出性が高く、チップの抜き取りが容易に行えるスローアウェイ式回転工具を提供する。【解決手段】本スローアウェイ式回転工具1は、切刃31A、31Bを備えた略多角形板状のチップ30が工具本体10の取付溝20に挿入され、ねじ部材40A、40Bによって固定されてなる。チップの上面30aには、該上面30aと、該上面30aに面する取付溝の壁面24の開口端部に沿って、該上面30aから上方へ隆起する段部39を設けるようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
中心軸線まわりに回転させられる工具本体には、該工具本体の先端部外周面に少なくとも1つの取付溝を切欠き形成し、この取付溝に挿入されたチップを少なくとも1つのねじ部材により着脱自在に装着してなるスローアウェイ式回転工具であって、略多角形板状をなす前記チップは、工具回転方向を向く上面に形成されたすくい面と、前記上面に対向する下面に形成された着座面と、前記すくい面に交差し工具外周側を向く側面に形成された逃げ面と、すくい面と逃げ面の交差稜線部に形成され且つ前記工具本体の外周面から突出した外周切刃と、工具内周側を向く側面及び工具基端部側を向く側面の少なくとも一方に形成された被拘束面とを備え、前記着座面及び前記被拘束面を、対応する前記取付溝の壁面にそれぞれ当接するとともに、該チップの上面に設けられた被押圧部を、該上面に面する取付溝の壁面側に設けた雌ねじ孔に螺合する前記ねじ部材により該チップの着座面側に向かって押圧することによって、前記取付溝に固定され、さらに、前記チップの上面には、該上面に面する前記取付溝の壁面の開口端部に沿って、該上面から上方へ隆起する段部を設けたことを特徴とするスローアウェイ式回転工具。
IPC (3件):
B23C 5/10 ,  B23C 5/20 ,  B23C 5/22
FI (3件):
B23C5/10 D ,  B23C5/20 ,  B23C5/22
Fターム (9件):
3C022KK03 ,  3C022KK06 ,  3C022KK12 ,  3C022KK23 ,  3C022KK25 ,  3C022LL01 ,  3C022LL02 ,  3C022MM06 ,  3C022MM15
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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