特許
J-GLOBAL ID:200903053088178060

拡管性に優れる油井用ステンレス鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-166961
公開番号(公開出願番号):特開2007-332431
出願日: 2006年06月16日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】耐食性と拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:14.5〜18.0%、Ni:2.0〜7.0%、Mo:0.5〜3.5%、V:0.20%以下、N:0.15%以下、O:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比が1/4以上で、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライト相を含む組織とする。これにより、降伏強さが654MPa未満の、拡管性に優れかつ耐CO2腐食性に優れた鋼管となる。なお、Nb、Ca、Cu、および/または、Ti、Zr、B、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、および/または、Alを、必要に応じて選択して含有できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
mass%で、 C:0.05%以下、 Si:0.50%以下、 Mn:0.10〜1.80%、 P:0.03%以下、 S:0.005%以下、 Cr:14.5〜18.0%、 Ni:2.0〜7.0%、 Mo:0.5〜3.5%、 V:0.20%以下、 N:0.15%以下、 O:0.008%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつ該オーステナイト相を、体積率でオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比、(オーステナイト相含有量)/(焼戻マルテンサイト相含有量)が1/4以上となるように含み、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライトを含む組織を有し、降伏強さが654MPa未満であることを特徴とする拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/08
FI (3件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  C21D9/08 E
Fターム (15件):
4K042AA06 ,  4K042BA06 ,  4K042CA03 ,  4K042CA05 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA11 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DC02 ,  4K042DE03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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