特許
J-GLOBAL ID:200903053089189430

真空ダイカスト装置における粉体離型剤の 塗布方法とその真空ダイカスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115561
公開番号(公開出願番号):特開平9-277007
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【目的】 粉体離型剤を経済的にキャビテーへ塗布することができるとともにキャビテー内を真空引きすることができ、鋳造製品の品質を向上でき、鋳造のサイクルタイムを短縮化することのできる真空ダイカスト装置における離型剤の塗布方法とその真空ダイカスト装置を得る。【構成】 離型剤の塗布工程において、粉体吸引通路22とキャビテーCとを連通してキャビテーC内を減圧し、粉体貯溜源内の粉体離型剤を粉体吐出路20、切換流路13、給湯道11を介してキャビテーC内へ供給する。真空引き工程において、粉体吸引通路22を遮断し、真空源Pを真空引き通路21、切換流路13、給湯道11を介してキャビテーCと連通し、キャビテーC内を真空状態に保持する。射出工程において、給湯道11と切換流路13とを遮断するとともに給湯道11とスリーブ8とを連通し、スリーブ8内の溶湯を真空状態にあるキャビテーC内に向けて射出する。
請求項(抜粋):
可動母型と固定母型とを型締めし、可動型入子と固定型入子とによりキャビテーを形成し、粉体吸引通路を開放してキャビテーと連通し、粉体貯溜源に連なる粉体吐出路を、切換流路、給湯道を介してキャビテーと連通するとともにスリーブと給湯道とを遮断し、粉体吸引通路を介してキャビテー内を減圧することによって粉体貯溜源内の粉体離型剤を粉体吐出路から切換流路、給湯道を介して直接的にキャビテー内に供給してキャビテー内の金型面に粉体離型剤を塗布する粉体離型剤の塗布工程と;粉体吸引通路を閉塞してキャビテーと遮断し、粉体吐出路と給湯道とを遮断し、真空源に連なる真空引き通路を切換通路、給湯道を介してキャビテーと連通するとともにスリーブと給湯道とを遮断し、真空引き通路、切換通路、給湯道を介してキャビテー内を真空状態に保持する真空引き工程と;スリーブ内を前進するプランジャーチップによりスリーブ内の溶湯がキャビテー内に向けて高速射出される際、キャビテーに連なる給湯道と真空引き通路とを遮断し、キャビテーに連なる給湯道とスリーブとを連通し、スリーブ内の溶湯を給湯道を介してキャビテー内へ射出する射出工程と;よりなる真空ダイカスト装置における粉体離型剤の塗布方法。
IPC (2件):
B22D 17/14 ,  B22D 17/20
FI (2件):
B22D 17/14 ,  B22D 17/20 D

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