特許
J-GLOBAL ID:200903053093390301

PVCなし医療用多層チューブ、その製造方法及び用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243659
公開番号(公開出願番号):特開平9-123314
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 カップリング剤を使うことなく又は複雑な方法を必要としないPVCなし医療用多層チューブ、その製造方法、および用途を提供する。【解決手段】 121°C以上の温度で寸法的に安定である少なくとも1つの重合体を含む第1プラスチック材料と121°C以上の温度でもはや寸法的に安定でない少なくとも1つの重合体を含む第2プラスチック材料を含むPVCなし多層チューブ用いて、スチーム滅菌中にポリプロピレン又はポリカーボネート製のバッグ又はコネクターと強固で耐漏出性の接続を簡単に形成できる。
請求項(抜粋):
少なくとも2層を有するPVCなし医療用多層チューブであって第1プラスチック材料製の基材層A)が第2のプラスチック材料製の少なくとも1つの接続層B)と結合しているものにおいて、前記第1プラスチック材料は少なくとも1つの重合体を含んでおり、かかる重合体は変形することなく121°C以上(≧121°C)の高温滅菌に耐え、32以下(≦32)のショアー硬度Dを有し、接続点においてプレス嵌めを形成するのに十分な、121°C以上において残留応力を有し、キンキすることなく直径60mm以上のリング又は輪を形成し、それに対し、前記第2プラスチック材料は少なくとも1つの重合体を含んでおり、かかる重合体は121°Cの高温滅菌の間にプレス嵌めの形成中に生ずる接続圧力下で流れる傾向を有し、65以下(≦65)のショアー硬度Aを有するので、前記第1プラスチック材料は121°C以上(≧121°C)の温度で寸法的に安定であるが前記第2プラスチック材料はもはや寸法的に安定ではないことを特徴とするPVCなし医療用多層チューブ。
IPC (7件):
B32B 1/08 ,  A61M 5/14 365 ,  B29C 47/06 ,  B32B 7/02 105 ,  B32B 27/32 ,  B29L 9:00 ,  B29L 23:00
FI (6件):
B32B 1/08 B ,  B32B 1/08 A ,  A61M 5/14 365 ,  B29C 47/06 ,  B32B 7/02 105 ,  B32B 27/32 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 医療容器用基材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279467   出願人:テルモ株式会社
  • 医療容器用基材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279461   出願人:テルモ株式会社
  • 特開昭63-115742
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