特許
J-GLOBAL ID:200903053094874558

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329121
公開番号(公開出願番号):特開平11-161075
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 離型剤が離型剤供給手段に残っているにも関わらず離型剤供給手段が交換時期にあると告知してしまうことのない定着装置を得る。【解決手段】 オイル供給ユニットが装着されると、制御回路はステップ154で記憶されていたカウント値をクリアする。定着処理が開始されると、ステップ154で、信号発生源からの信号に基づき用紙の枚数と定着処理の処理時間を計測する。定着処理の処理時間が特定時間に達すると、ステップ158で単位時間当りの定着処理枚数を演算する。ステップ160で、制御回路に記憶されたテーブルに則り、使用されたオイル量を演算する。テーブルでは、用紙1枚当りの定着処理に使用されるオイルの量を、単位時間当りの定着処理枚数に応じて段階的に設定しているので、単位時間当りの定着処置枚数の違いによる1枚当りのオイル使用量の差を補正し、正確にオイル使用量を演算できる。
請求項(抜粋):
画像形成装置内で未定着像が形成された記録媒体を加熱することによりこの記録媒体に未定着像を定着させる定着装置であって、所定の定着温度で前記記録媒体上の前記未定着像を融解させる加熱ローラと、前記記録媒体を前記加熱ローラとの間で挟持して加熱ローラに圧着させる加圧ローラと、前記加熱ローラに、前記未定着像の加熱ローラへの付着を防止する離型剤を供給する離型剤供給手段と、単位時間当たりの処理枚数と、この単位時間当たりの処理枚数に対応してあらかじめ設定された推定離型剤使用量とに基づいて離型剤使用量を演算する演算手段と、前記演算手段によって演算された離型剤使用量を累積記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって累積記憶された離型剤使用量が所定量に達したことを報知する報知手段と、を有することを特徴とする定着装置。

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