特許
J-GLOBAL ID:200903053098870069
高分子分散型液晶表示装置及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-166353
公開番号(公開出願番号):特開平8-082787
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 表示むらの発生を解消して画面内での均一な表示を実現した高分子分散型液晶表示装置を提供する。【構成】 平面内での位置制御およびその主面に対する法線方向に正確な位置制御を行なうことが可能でかつ 2枚の基板それぞれを載置する主面が鏡面仕上げされており平坦性の極めて良好なステージ10、11を備えた基板貼り合わせ機を用いて、ステージ10、11それぞれの主面に形成された吸引孔12から吸引により基板4、5を主面上に固定し、前記の対向基板4とアレイ基板5とを対向配置し両基板の間隔が20μm程度となるまで圧力を印加した後、その加圧状態を維持しつつ 200°Cまで加熱してさらに基板間隔(セルギャップ)を薄くしつつ熱硬化型のエポキシ樹脂からなる接着用シール剤9を硬化させる。
請求項(抜粋):
第1の板体上に第1の電極が形成された第1の基板と、第2の板体上に第2の電極が形成された第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に挟持された高分子分散型液晶層とを備えた高分子分散型液晶表示装置を製造する製造方法であって、前記高分子分散型液晶層の厚さD[μm]の、前記高分子分散型液晶表示装置の表示領域における平均値がDavg [μm]、前記高分子分散型液晶層の厚さD[μm]の、前記表示領域におけるばらつき|D-Davg |の最大値がΔDmax [μm]、前記高分子分散型液晶層の厚さの平均値がDavg [μm]であるときの前記表示領域における最明表示の明るさを透過率 1とした場合の該表示領域での透過率 0.5を実現する液晶駆動電圧がV50avg [V]、該V50avg における電圧変化に対する透過率の変化の急峻度がY50avg 、である高分子分散型液晶表示装置を製造する製造方法において、前記第1の基板と前記第2の基板との間に前記高分子分散型液晶層の材料液を介挿する工程と、前記第1の基板および前記第2の基板のうち少なくとも一方の基板の少なくとも離れた 2点において、該基板の主面に対する法線方向に制御することが可能な支持板によって支持し、前記ΔDmax が 0<ΔDmax ≦|Davg /20Y50avg ・V50avg |の範囲に収まるように、前記支持板を前記基板の主面に対する法線方向に制御しながら、前記両基板の間隙に介挿された前記高分子分散型液晶層の材料液を硬化させて前記高分子分散型液晶層を形成する工程とを含むことを特徴とする高分子分散型液晶表示装置の製造方法。
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