特許
J-GLOBAL ID:200903053099803993

インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)のNucAタンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-508923
公開番号(公開出願番号):特表2001-524803
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】NucAと称される、インフルエンザ菌(H.influenzae)からのタンパク質が単離されかつ精製される。NucAタンパク質は配列番号2のアミノ酸26〜603のアミノ酸配列もしくはその生物学的に同等なアミノ酸配列を有する。配列番号2のアミノ酸1〜25はシグナルペプチドであり、これは成熟タンパク質のプロセシングの間に切断される。NucAタンパク質は、12%SDS-PAGEゲル上で測定されるようなおよそ63,000ダルトンの分子量を有し、かつ、5’-ヌクレオチダーゼ活性を保有する。NucAタンパク質は、インフルエンザ菌(H.influenzae)生物体からの単離および精製、化学合成、もしくはNucAタンパク質をコードする単離されかつ精製されたnucAのDNA配列による組み換え発現により得られる。こうしたDNA配列は、標準的な高緊縮サザンハイブリダイゼーション条件下で、配列番号2のアミノ酸26〜603のアミノ酸配列もしくはその生物学的に同等なアミノ酸配列を有するインフルエンザ菌(H.influenzae)のNucAタンパク質をコードするDNA配列とハイブリダイゼーションする。NucAタンパク質は、哺乳動物宿主において防御免疫応答を導き出してインフルエンザ菌(H.influenzae)により引き起こされる疾患に対し当該宿主を防御するワクチン組成物を調製するのに使用される。
請求項(抜粋):
インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)(H.influenzae)のNucAタンパク質またはそのエピトープ(1個もしくは複数)を含むNucAタンパク質のペプチドをコードするDNA配列を含んで成る、単離されかつ精製されたDNA配列。
IPC (9件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 39/145 ,  A61K 39/39 ,  A61K 47/02 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/42 ,  A61P 31/16 ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/22
FI (9件):
A61K 39/145 ,  A61K 39/39 ,  A61K 47/02 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/42 ,  A61P 31/16 ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/22 ,  C12N 15/00 ZNA A
引用文献:
審査官引用 (1件)

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