特許
J-GLOBAL ID:200903053102923091

オルガノシリルアルキルポリスルファンの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-051228
公開番号(公開出願番号):特開2001-270886
出願日: 2001年02月26日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 オルガノシリルアルキルポリスルファンの製法を提供する。【解決手段】 一般式IIのオルガノシリルアルキルハロゲニドと無水又は殆ど無水のイオン性硫化物及び元素状硫黄との反応により一般式Iのオルガノシリルアルキルポリスルファンを製造する際に、極性有機溶剤中に元素状硫黄及びオルガノシリルアルキルハロゲニドを装入し、この懸濁液にイオン性硫化物を加える。(R1R2R3SiR4)2Sx (I)[R1〜R3はC1〜C8の連鎖長を有するアルキル及び/又はアルコキシ基、アリール基を表し、この際1個以上のアルコキシ基が存在し、R4はC1〜C8の2価のアルキレン基又は-(CH2)n-C6H4-(CH2)n-(n=1〜4)、xは>1の数である]R1R2R3SiR4X (II)[R1〜R4は前記と同じ、Xは塩素、臭素又は沃素である]
請求項(抜粋):
一般式:(R1R2R3SiR4)2Sx (I)[式中、R1、R2、R3は相互に同じか又は異なるもので、C-原子数1〜8の連鎖長を有する分枝又は非分枝のアルキル及び/又はアルコキシ基、アリール基を表し、この際、少なくとも1個のアルコキシ基が存在する、R4はC-原子数1〜8の連鎖長を有する2価のアルキレン基又は-(CH2)n-C6H4-(CH2)n- (ここで、n=1〜4)を表し、xは>1の数である]のオルガノシリルアルキルポリスルファンを製造するために、一般式:R1R2R3SiR4X (II)[式中、R1、R2、R3及びR4は前記のものを表し、Xは塩素、臭素又は沃素である]のオルガノシリルアルキルハロゲニドと一般式:M+2S2- (III)[式中、M+はアルカリ金属カチオン、アンモニウムイオン、半分のアルカリ土類金属カチオン又は半分の亜鉛カチオンを表す]の無水の又は殆ど無水のイオン性硫化物及び元素状硫黄とを反応させる場合に、極性有機溶剤中に、元素状硫黄及びオルガノシリルアルカリハロゲニドを装入し、この懸濁液に無水又は殆ど無水のイオン性硫化物を加えることを特徴とする、オルガノシリルアルキルポリスルファンの製法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る