特許
J-GLOBAL ID:200903053105004453

変速機のシリーズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030207
公開番号(公開出願番号):特開平10-227340
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 変速機のシリーズにおいて1/120以上の極高変速比の領域を構成する変速機を(多段型とせず)1段型で構成する。【解決手段】 1/120以上の極高変速比の領域に属する変速機を揺動内接噛合式の遊星歯車構造とすると共に、その外歯歯車の外歯と内歯歯車の内歯を、(外ピン穴に係合させた外ピンで構成される内歯と、トロコイド形の外歯との組合せとするのではなく)双方共インボリュート形の歯形とする。
請求項(抜粋):
相手機械に対する取合寸法が同一という条件の下で、変速比の異なる複数の変速機を用意した変速機のシリーズにおいて、前記シリーズに属する変速機のうち、低変速比群を構成する変速機の変速構造が、太陽歯車と、該太陽歯車と外接噛合する遊星歯車と、該遊星歯車が内接噛合する内歯歯車とを備えた1段型の単純遊星歯車構造とされると共に、前記内歯歯車の内歯がインボリュート歯形とされ、前記シリーズに属する変速機のうち、高変速比群を構成する変速機の変速構造が、第1軸と、該第1軸に設けられた偏心体と、該偏心体を介して第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた1段型の揺動内接噛合式の遊星歯車構造とされると共に、前記内歯歯車の内歯が凹部に遊嵌されたピンによって構成された円弧歯形とされ、前記シリーズに属する変速機のうち、極高変速比群を構成する変速機の変速構造が、前記高変速比群と同様の1段型の揺動内接噛合式の遊星歯車構造であって、且つ内歯歯車の内歯が、前記低変速比群と同様のインボリュート歯形とされた、ことを特徴とする変速機のシリーズ。

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