特許
J-GLOBAL ID:200903053106548864

車間距離制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195919
公開番号(公開出願番号):特開平11-034695
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】車間距離制御装置において、先行車両の挙動に対する応答性を確保しつつ、車両定速走行時にセット車速と実車速とに偏差が生じるのを防止できるようにすることを目的とする。【解決手段】 本装置では制御選択ルーチンにより、微分補償車速Vskがセット車速VMから時速3kmを減じた制御切替判定値よりも小さくなるか、あるいは目標加速度Dtが零より小さくなった場合に、加速度フィードバック制御を実行させる。また、目標加速度Dtが零以上になると共に微分補償車速Vskがセット車速VM以上になった場合には、車速フィードバック制御を実行させる。この結果、セット車速VMにて走行する場合には、車速フィードバック制御を実行し、セット車速VMと微分補償車速Vskとの偏差をなくす。そして、セット車速VMと微分補償車速Vskとの差が大きい場合には、加速度フィードバック制御を実行させることで、先行車両のの挙動に対する応答性を確保する。
請求項(抜粋):
自車両と先行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、自車両の実車速を検出する車速検出手段と、自車両の実加速度を検出する加速度検出手段と、前記車間距離と実車速とに基づき自車両を先行車両に所定車間距離で追従させるのに要する目標加速度を設定すると共に、前記車間距離検出手段にて車間距離が検出されず、先行車両が存在しない場合には、予め設定された設定加速度を目標加速度として設定する目標加速度設定手段と、前記加速度検出手段にて検出された実加速度が前記目標加速度設定手段にて設定された目標加速度となるよう自車両の駆動力を制御する加速度制御手段と、前記車速検出手段にて検出された実車速が予め設定されたセット車速となるように自車両の駆動力を制御する車速制御手段と、前記車速制御手段が前記制御を実行しているときに、前記実車速が、前記セット車速から所定値を減じた制御切替判定値よりも小さくなるか、或いは、前記目標加速度が自車両を減速させるべき負の加速度になった場合には、前記車速制御手段による制御を中止させると共に、前記加速度制御手段による前記制御を開始させ、該加速度制御手段が前記制御を実行しているときに、前記目標加速度が自車両を増速させるべき正の加速度で、且つ、前記実車速が前記セット車速以上になった場合には、前記加速度制御手段により制御を中止させると共に、前記車速制御手段による制御を開始させる制御選択手段と、を設けたことを特徴とする車間距離制御装置。
IPC (3件):
B60K 31/00 ,  F02D 29/02 301 ,  G01S 17/93
FI (3件):
B60K 31/00 Z ,  F02D 29/02 301 A ,  G01S 17/88 A

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