特許
J-GLOBAL ID:200903053110519283

ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288458
公開番号(公開出願番号):特開平11-117889
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 高吐出圧・高吐出量を得る。【解決手段】 インペラ16に同心円状に第1段可動ベーン20と第2段可動ベーン21とを設け、ケーシング17側に両可動ベーン20,21間に位置するようにして固定ベーン22を設ける。インペラ16が回転すると、吸入口からケーシング17内に吸入された流体は、第1段可動ベーン20により圧力と速度のエネルギーが与えられ、その後、固定ベーン22により速度エネルギーが圧力エネルギーに変換され、更に、第2段可動ベーン21により圧力と速度のエネルギーが与えられるので、高吐出圧となる。また、可動ベーン20,21は渦巻き状で回転方向に対して直交していないので、流体が高圧となっても、流体圧がベーン20,21に負荷トルクとして作用する程度が小さい。このため、流体の吐出圧が高くなっても、インペラ16の回転数が低下する傾向が小さく、高吐出量を確保できる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、このケーシングに設けられ、吸入口および吐出口に連通するインペラ室と、このインペラ室内に配置され、径方向外側に向かって回転方向とは反対方向に傾く多数の可動ベーンを径方向に隔てて複数段備えたインペラと、前記複数段の可動ベーン間に位置し、径方向外側に向かって前記インペラの回転方向に傾く固定ベーンとを具備し、前記インペラは、前記吸入口から吸入した流体を、内周側の可動ベーンから固定ベーンを介して次段の可動ベーンに送ることを少なくとも1回行って前記吐出口から吐出させるように構成してなるポンプ装置。
IPC (3件):
F04D 5/00 ,  F04D 1/06 ,  F04D 13/06
FI (3件):
F04D 5/00 E ,  F04D 1/06 ,  F04D 13/06 Z

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