特許
J-GLOBAL ID:200903053111203751

シート状導電路用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015651
公開番号(公開出願番号):特開平10-214661
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 シート状導通路を取り付ける際の作業性を向上させる。【解決手段】 コネクタハウジング1内には、複数のターミナル2が横方向に並んで収容され、両接触片16,17の間には、操作レバー3の揺動軸を兼ねたカムロッド4が回動可能に挿通される。カムロッド4は大径部30を有する卵形断面に形成されているが、一部のターミナル2と対応する箇所には、大径部30の除去された円形の押圧制限部35が形成されている。操作レバー3が解放位置に揺動されると、(A)のように上側の接触片16が大径部30で押されて撓み変形するが、一部のターミナル2については、(B)のように押圧制限部35が対応していることで接触片16は元姿勢に留められる。挿入されたリボンケーブル5は、元姿勢に留められた接触片16と対応する接触片17とで一部を挟持され、抜け止め状態に仮保持される。
請求項(抜粋):
コネクタハウジングには、シート状導電路と接触すべく撓み変形可能に延出した接触片を有するターミナルが複数個並んで収容されるとともに、前記各ターミナルの接触片と対向状に配された受け部と、前記各接触片の近傍を横切るように配設されて解放位置と保持位置との間で軸心回りに回動操作されるカム軸とが備えられ、このカム軸が前記解放位置に回動した際には、前記ターミナルの接触片を押圧して前記受け部から離間する方向に撓み変形させることでシート状導電路の抜き差しを許容し、カム軸が前記保持位置に回動した際には、前記接触片の復動を伴い前記受け部との間でシート状導電路を挟持して接触状態に保持するようにしたシート状導電路用コネクタにおいて、前記カム軸の一部に、このカム軸が前記解放位置に回動した場合にもターミナルの前記接触片に対して非押圧状態または押圧量を制限する状態となる押圧制限部を設けたことを特徴とするシート状導電路用コネクタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-315976
  • コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-087025   出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー

前のページに戻る