特許
J-GLOBAL ID:200903053116761523

通気兼麻酔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128451
公開番号(公開出願番号):特開平7-323089
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 通気兼麻酔装置の安全弁装置が、複数の機能を発揮するようにする、たとえば異なる流量の気体流を通過させ得るようにする。【構成】 弁体52は、非作動時には第1位置にばね50により保持され、操作手段48を部分的に押込むと、気体流路66が送入流路56に露出し、気体が第1の所定気体流量で送出流路58へ通過する。弁体は、この位置に係止ユニット68により固定可能である。更に多量の気体流が必要な場合は、操作手段48を更に押込む。それにより、より流れ抵抗の小さい流過路72が開通し、第2の所定気体流量が供給される。
請求項(抜粋):
通気兼麻酔装置であって、気体源(8)に接続された送入流路(56)を有する手動操作式安全弁装置(46)と、通気兼麻酔装置(2)内の呼吸用気体回路(14)に接続された送出流路(58)と、第1流れ阻害手段を有する流過路(72;84)と、弁座(54;80)と、弁座(54;80)に対して可動の弁体(52;82)とを備えており、この弁体(52;82)が、安全弁装置の非作動時には弁座(54;80)に対し第1位置を占め、この第1位置では気体は安全弁装置(46)を流過せず、かつまた弁体(52;82)が、弁装置手動操作時には弁座(54;80)に対して第2位置へ移動でき、この第2位置では流過路(54;80)が開き、送入流路(56)から送出流路(58)への第1気体流の流過が可能になり、この第1気体流の流量が第1流れ阻害手段に応じて決まる形式のものにおいて、安全弁装置(46)が、更に、第2流れ阻害手段を有する気体流路(66;74;86)を有しており、この阻害手段が第1の流れ阻害手段より大であり、前記気体流路(66;74;86)が、第3位置への弁体(52;82)の手動式移動時に、送入流路(56)を送出流路(58)へ接続し、これにより第1気体流より少量の第2気体流が送入流路(56)から送出流路(58)へ流過することを特徴とする通気兼麻酔装置。

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