特許
J-GLOBAL ID:200903053117705279

クラブヘッドとシヤフトとの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 邦昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091720
公開番号(公開出願番号):特開平5-261167
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【構成】 クラブヘッド11のネック部12に該ネック部の先端に開口する取付穴13を形成し、該取付穴の開口部に所定曲率半径Rの曲面にほぼ沿った曲面状拡径部14を設け、該取付穴にクラブシャフト15の先端部を挿入して固定する。曲率半径Rは次式に従い設定する。【数1】R=D・E/(σtdcd)ここで、Dは取付穴の曲面状拡径部の始点位置におけるシヤフトの外径、Eはシャフト材料のヤング係数、σtdはシャフト材料の弾性域内の引張応力設定値、σcdはシャフト材料の弾性域内の圧縮応力設定値(但し引張側を正符号とする)である。【効果】 シャフトが撓むときにシャフトと取付穴との接触点が位置aから取付穴の先端に向かって順次移動するので、シャフトの一断面のみに曲げモーメント荷重による応力集中が生じることを緩和でき、各接触点のシヤフト断面の弾性変形によるエネルギー吸収限界を高めることができる。したがって、曲げ破壊耐力および疲労破壊強度が高まる。
請求項(抜粋):
クラブヘッドのネック部に該ネック部の先端に開口する取付穴を形成し、該取付穴にクラブシャフトの先端部を挿入して固定するクラブヘッドとシャフトとの接合構造において、取付穴の開口部に次式の関係を満たす曲率半径Rの曲面にほぼ沿った曲面状拡径部を設けたことを特徴とするクラブヘッドとシャフトとの接合構造。【数1】R=D・E/(σtdcd)ここで、Dは取付穴の曲面状拡径部の始点位置におけるシャフトの外径、Eはシャフト材料のヤング係数、σtdはシャフト材料の弾性域内の引張応力設定値、σcdはシャフト材料の弾性域内の圧縮応力設定値(但し引張側を正符号とする)である。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第928791号
  • 特開昭51-081442

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