特許
J-GLOBAL ID:200903053127135420

コイル位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349209
公開番号(公開出願番号):特開平10-185519
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 信頼性が高く、簡素な構成で装置を実現することができ、更に、コイルの向きが横行方向及び走行方向の何れであっても測定を可能にしたコイル位置検出装置を提供する。【解決手段】 コイルの配置方向が把握されると、その方向に対応したスリット走査装置12(13)が選択され、その選択されたスリット走査装置が、コイル幅方向(又はコイル径方向)に平行な複数本のスリット光を、コイル径方向(又はコイル幅方向)に走査しながらコイル上面に照射する。そして、テレビカメラ10がその状態を撮像する。画像処理手段14はその映像信号からスリット光に対応した画像信号を抽出する。形状演算手段16は、その画像信号からスリット光照射部の3次元形状データを求める。コイル演算手段18は、複数のスリット光についてのスリット光照射部の3次元形状データに基づいて、コイルの径方向中心位置、コイル径、コイルの幅方向中心位置及びコイル幅を求める。
請求項(抜粋):
コイルを搬送する天井クレーンに搭載され、コイル幅方向に平行な複数本のスリット光を、コイル径方向に走査しながらコイル上面に照射する投光手段と、前記天井クレーンに搭載され、前記スリット光が照射されるコイル上面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像信号を画像処理して、その画像信号からスリット光に対応した画像信号を抽出する画像処理手段と、前記抽出されたスリット光に対応した画像信号に基づいて、そのスリット光照射部の3次元形状データを、複数のスリット光のそれぞれについて求める形状演算手段と、前記複数のスリット光についてのスリット光照射部の3次元形状データをコイルの幅方向に投影して、コイルの径方向中心位置とコイル径を求めるとともに、前記複数のスリット光についてのスリット光照射部の3次元形状データを基準面と平行なコイルの径方向に投影して、コイルの幅方向中心位置とコイル幅を求めるコイル演算手段とを有し、そして、前記投光手段はコイルの配置方向に対応して少なくとも2台設置され、コイルの配置方向に対応した前記投光手段が選択されて使用されることを特徴とするコイル位置検出装置。
IPC (4件):
G01B 11/00 ,  B66C 13/00 ,  G01B 11/08 ,  G01B 11/24
FI (4件):
G01B 11/00 D ,  B66C 13/00 D ,  G01B 11/08 H ,  G01B 11/24 K

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