特許
J-GLOBAL ID:200903053130754505

2部材オストミー器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163015
公開番号(公開出願番号):特開平6-285104
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、一緒に嵌合される時に高度な安全性を齎し、使用者が組立てるには比較的僅かな力だけが必要な連結リングを有することを特徴とする。【構成】 この発明は、環状差込み部が非圧縮性で両側壁と摩擦係合でき、軸方向に延びる環状カラーと、ドーナツ形の変形しない球状本体と、変形しない球状本体と環状カラーを同心状に連結する環状の放射方向に延びたピボットステムとを有し、球状本体はピボットステムを越えて前方に突出する前部と、ピボットステムを越えて後方に延びる後部とを有し、これら前部および後部がカラーから放射方向に間隔を置いており、ピボットステムが球状本体をピボットステムの軸心周りの制限された前後揺動すべく支持し、球状本体の前部がピボット軸心から次第に増大する間隔の後方に湾曲した支持面を有することを特徴としている。
請求項(抜粋):
収集袋、患者に小孔を取付けるための接着面板から成り、収集袋は小孔受開口とこの開口周りに収集袋に固着された第1連結リングと第2連結リングとを有し、第1連結リングは一対の間隔を置いた同心の側壁と収集袋と反対側の軸方向を向いた膨張可能な環状溝を形成するよう撓むことが出来る連結壁とを有し、第2連結リングは第1連結リングと封止錠止係合すべく膨張可能な溝内に受容できる環状差込み部を有した2部材オストミー器具において、環状差込み部は非圧縮性で両側壁と摩擦係合でき、軸方向に延びる環状カラーと、ドーナツ形の変形しない球状本体と、変形しない球状本体と環状カラーを同心状に連結する環状の放射方向に延びたピボットステムとを有し、該本体はピボットステムを越えて前方に突出する前部と、ピボットステムを越えて後方に延びる後部とを有し、これら前部および後部はカラーから放射方向に間隔を置いており、ピボットステムは該本体をピボットステムの軸心周りの制限された前後揺動すべく支持し、該本体の前部はピボット軸心から次第に増大する間隔の後方に湾曲した支持面を有し、これによって連結力および分離力が連結リングに夫々作用される時の溝の壁との摩擦係合に応じて、非圧縮性差込み部の幅は、変形しない該本体がピボット軸心周りに後方に揺動した時に増大して該本体が前方に揺動した時に増大することを特徴とする2部材オストミー器具。

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