特許
J-GLOBAL ID:200903053140646824

リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 俊明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-314537
公開番号(公開出願番号):特開2005-085545
出願日: 2003年09月05日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】充放電サイクルに伴う容量や出力の維持率の低下を抑制でき、長寿命のリチウム二次電池を提供する。【解決手段】正極活物質に層状結晶構造のコバルト酸リチウムを用いた正極板、負極活物質に黒鉛を用いて電極面積Bが0.74m2の負極板を作製した。正極板、負極板をセパレータを介して捲回し非水電解液に浸潤させてリチウムイオン電池を完成させた。非水電解液は、EC、DMC、DECの混合溶媒中へ1モル/リットルのLiPF6及び6フッ化リン酸マンガンを溶解させて調製した。このとき、マンガンイオン濃度Aが100〜200ppmとなるようにし、初充電前の負極電極面積に対するマンガンイオンの存在量A/Bを135〜270とした。初充電により負極表面に析出したマンガンが非水電解液の分解を促進し充放電に対して安定な被膜を形成させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
正極活物質に層状結晶構造を有するリチウム遷移金属複酸化物を用いた正極と、負極活物質に黒鉛質炭素を用いた負極と、をセパレータを介して配置し非水電解液に浸潤させたリチウム二次電池において、初充電完了前に、前記非水電解液に含有された遷移金属イオンの濃度をAppm、前記負極の電極面積をBm2としたときに、前記電極面積に対する前記遷移金属イオンの存在量A/Bの範囲が108乃至700であることを特徴とするリチウム二次電池。
IPC (3件):
H01M10/40 ,  H01M4/02 ,  H01M4/58
FI (4件):
H01M10/40 Z ,  H01M4/02 C ,  H01M4/02 D ,  H01M4/58
Fターム (28件):
5H029AJ05 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029AM01 ,  5H029AM03 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ13 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ07 ,  5H029CJ16 ,  5H029CJ28 ,  5H029HJ07 ,  5H029HJ10 ,  5H050AA07 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CB08 ,  5H050DA03 ,  5H050FA04 ,  5H050FA05 ,  5H050FA18 ,  5H050GA09 ,  5H050GA18 ,  5H050GA22 ,  5H050GA27 ,  5H050HA07 ,  5H050HA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • リチウム二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-396459   出願人:新神戸電機株式会社
審査官引用 (1件)
  • 非水電解質電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-011729   出願人:ソニー株式会社

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