特許
J-GLOBAL ID:200903053150637777

低温熱交換器の性能向上方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107801
公開番号(公開出願番号):特開2000-297651
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 エアーブリージングエンジン用のプリクーラにおいて、着霜による熱交換性能の低下を防止するための方法を提供する。【解決手段】 プリクーラ1の内部には伝熱管2が配置され、伝熱管2の内部には冷媒として液体水素12が供給されている。空気11は、ダクト3を介してプリクーラ1に送られ、冷却された後、エアーブリージングエンジンの圧縮機に送られる。ダクト3の途中に設けられたノズル4を介して、ダクト3内にエタノール13を混入する。エタノール13は、プリクーラ1の内部に運ばれ、水蒸気とともに伝熱管2の表面で凝縮する。この様にして形成された霜層は、水蒸気が単独で凝結した場合に形成される霜層と比べて空隙が少なく、熱抵抗が小さく、厚みも薄い。この結果、着霜に伴う伝熱管2の熱交換性能の低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
低温熱交換器の性能を向上させるための方法であって、着霜物質を含有する被冷却気体の流れの中に、伝熱面の上流側で前記着霜物質と比べて融点が低い凝縮性気体を混入し、この凝縮性気体を前記着霜物質とともに伝熱面上で凝縮または凝結させることを特徴とする低温熱交換器の性能向上方法。
IPC (4件):
F02B 29/04 ,  F02C 7/143 ,  F02M 31/20 ,  F28F 13/02
FI (4件):
F02B 29/04 A ,  F02C 7/143 ,  F02M 31/20 A ,  F28F 13/02 Z

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