特許
J-GLOBAL ID:200903053159402918

低ビード質量を有するタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315364
公開番号(公開出願番号):特開平7-285305
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 低ビード質量を有するタイヤを提供する。【構成】 本発明のラジアル・エアタイヤは低いビード質量と改良された転動抵抗とを有する。これは、タイヤの荷重支持能力の5%以下の低下をもって、またタイヤの耐久性を保持しながら達成される。ビード区域は輪郭ビード充填材24を有し、このビード充填材24はその頂部から放射方向に延在し、本質的に一定厚さ部分とテーパ部分とを有する。外側充填材ストリップがビードコア22近くのリムフランジの放射方向内側の点から、放射方向外側にタイヤの中高近くの位置まで延在する。その結果として、小さい標準型の構造部品から成るが荷重支持能力と耐久性に優れたタイヤが得られた。他の同様に好ましい実施態様においては、ビード充填材が外側充填材ストリップの放射方向長さを超えて放射方向外側に延在する。本発明の低ビード質量タイヤの場合、全ビード質量が15%も低下し、転動抵抗が5%も低下する。
請求項(抜粋):
地面と接触するトレッド部分と、前記トレッドを支持しトレッド部分に対して内側に配置されたベルトパッケージと、前記ベルトパッケージの横方向縁からそれぞれ放射方向内側に延在する一対のサイドウォール部分と、それぞれビードコアを有しサイドウォール部分の放射方向内側に配置された一対のビードと、ベルトパッケージの内側に配置されビードからビードまで延在し両端がそれぞれのビードコアに隣接して終わる外側カーカスプライと、前記外側カーカスプライの内側に配置され、ビードからビードまで延在し、各末端部分がそれぞれのビードコアを部分的に包囲するカーカス折り返し部分を有し、この折り返し部分はリムフランジの放射方向外側に位置する末端点まで放射方向外側に延在するように成された内側カーカスプライと、前記内側カーカスプライの内側に配置されてタイヤの内側面を成す内側ライナプライと、前記ビードコアの放射方向外側に延在する第1頂部と、前記頂部から放射方向外側に延在する実質的に一定厚さの第2部と、前記第2部から放射方向外側に延在する第3テーパ部とを有する各ビードの単一のビード充填材部分であって、前記ビード充填材はタイヤの放射方向高さの少なくとも30パーセントの距離、ビード基準点から放射方向外側に延在するビード充填材部分と、前記カーカスプライおよび前記ビード充填材部分の軸方向外側に配置され、リムフランジの放射方向内側の下端点から、ビード基準線の放射方向外側にタイヤの放射方向高さの少なくとも40パーセントの距離にある上端点まで放射方向外側に延在する外側充填材ストリップとを含む車のリム上に搭載される低ビード質量を有するタイヤ。

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