特許
J-GLOBAL ID:200903053159755560

カートン移送コンベヤの間隔調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018298
公開番号(公開出願番号):特開平9-188407
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 カートン移送コンベヤにおける駆動系をガタの少ない構成にして、カートン保持部材の間隔調整を精度良く行なう。【解決手段】 中空ハウジング26に枢支した中空軸28に、第2無端チェンが巻掛けられる第2駆動スプロケット34および第2駆動ギヤ53が一体回転可能に配設される。中空軸28に枢支した駆動軸30に、第1無端チェンが巻掛けられる第1駆動スプロケット32および第1駆動ギヤ52が一体回転可能に配設される。駆動軸30に、第1ホルダ54と第2ホルダ58とが夫々揺動自在に配設される。第1ホルダ54の第1上遊星ギヤ56が第1駆動ギヤ52に噛合し、第2ホルダ58の第2上遊星ギヤ60が第2駆動ギヤ53に噛合する。両ホルダ54,58の第1下遊星ギヤ57と第2下遊星ギヤ61とが、割出し装置63で回転割出しされる第3駆動ギヤ64に噛合する。
請求項(抜粋):
第1保持部材(40)が配設された第1無端索体(36)と、第2保持部材(44)が配設された第2無端索体(38)とを平行に備え、両索体(36,38)を走行駆動することにより、第1保持部材(40)と第2保持部材(44)とで筒状に開口されたカートン(18)を両側から保持した状態で搬送するようにしたカートン移送コンベヤにおいて、前記第1無端索体(36)が巻掛けられてこれを駆動する第1回転体(32)および第1駆動ギヤ(52)が一体的に回転するよう配設された駆動軸(30)と、前記駆動軸(30)に対して同軸的に外装されて自由回転可能に支持され、前記第2無端索体(38)が巻掛けられてこれを駆動する第2回転体(34)および第2駆動ギヤ(53)が一体的に回転するよう配設された中空軸(28)と、前記駆動軸(30)と平行な第1支持軸(55)を回転自在に備え、この第1支持軸(55)に一対の遊星ギヤ(56,57)が一体的に回転するよう配設されると共に、一方の遊星ギヤ(56)が前記第1駆動ギヤ(52)に噛合した状態で駆動軸(30)に対してその軸心を中心として揺動自在に配設された第1ホルダ(54)と、前記駆動軸(30)と平行な第2支持軸(59)を回転自在に備え、この第2支持軸(59)に一対の遊星ギヤ(60,61)が一体的に回転するよう配設されると共に、一方の遊星ギヤ(60)が前記第2駆動ギヤ(53)に噛合した状態で駆動軸(30)に対してその軸心を中心として揺動自在に配設された第2ホルダ(58)と、前記第1支持軸(55)に配設した他方の遊星ギヤ(57)および第2支持軸(59)に配設した他方の遊星ギヤ(61)が共通的に噛合する第3駆動ギヤ(64)を回転駆動する駆動機構(62,63)と、前記第1ホルダ(54)および第2ホルダ(58)に連繋され、両ホルダ(54,58)を駆動軸(30)の軸心を中心として相互に反対方向に同一量揺動させる調整機構(65)とからなり、前記両ホルダ(54,58)を位置決めした状態で第3駆動ギヤ(64)を回転することにより、第1ホルダ(54)の遊星ギヤ(56,57)と第1駆動ギヤ(52)および第2ホルダ(58)の遊星ギヤ(60,61)と第2駆動ギヤ(53)を介して前記第1回転体(32)および第2回転体(34)を同一方向に同期回転させて、前記第1保持部材(40)と第2保持部材(44)との間隔を一定に保持したまま第1無端索体(36)および第2無端索体(38)を同一方向に走行させ、前記調整機構(65)により両ホルダ(54,58)を駆動軸(30)の軸心を中心として相互に反対方向に同一量揺動させることにより、各駆動ギヤ(52,54,64)に対して各遊星ギヤ(56,57,60,61)の位相を変えることで、第1保持部材(40)と第2保持部材(44)とを相互に近接・離間移動するよう第1無端索体(36)および第2無端索体(38)を相互に逆方向に走行させるよう構成したことを特徴とするカートン移送コンベヤの間隔調整装置。
IPC (2件):
B65G 17/32 ,  B65B 43/52
FI (2件):
B65G 17/32 Z ,  B65B 43/52

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