特許
J-GLOBAL ID:200903053166429279
エアバッグドア一体インストルメントパネル及びエアバッグドア一体インストルメントパネルの成形方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-152963
公開番号(公開出願番号):特開平11-342818
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ドアインサートの寸法のバラツキや変形等に影響されることなく容易にインストルメントパネルを成形でき、しかもエアバッグの展開をスムーズかつ確実に行えるのみならず、エアバッグドア部分の外観も良好なエアバッグドア一体インストルメントパネルを得る。【解決手段】 射出成形型10のフランジ部挿入溝15の溝幅を、少なくともヒンジ側フランジ部挿入溝16とそれと対向する開裂先端側フランジ部挿入溝17の部分でそれらの溝部分と対応するドアインサート41のフランジ部45の厚みより大に設定するとともに、ドアインサートの開裂先端側50における開裂用薄肉部51の幅を開裂先端側受け凸部22の幅よりも大にし、フランジ部をフランジ部挿入溝に挿入後、ヒンジ側フランジ部46をヒンジ側フランジ部挿入溝のドアインサート外方側となる外側側壁16aへ押圧してドアインサートの位置決めを行なった後に溶融樹脂を射出する。
請求項(抜粋):
板状のドアインサート本体部とその裏面周縁に形成されたフランジ部とよりなって前記ドアインサート本体部の一辺がヒンジ側、残りの辺が裏面に凹溝状のドアインサート開裂用薄肉部を有する開裂側とされると共に前記ヒンジ側と対向する辺が開裂先端側とされた樹脂製のドアインサートを、前記フランジ部が挿入されるフランジ部挿入溝及び前記ドアインサート開裂用薄肉部を受ける受け凸部が一側の型面に形成されると共に前記受け凸部と対向するパネル本体開裂用薄肉部形成用凸部が他側の型面に形成されたインストルメントパネル用射出成形型に配置し、前記射出成形型のキャビティに溶融樹脂を射出してインストルメントパネル本体を形成することにより該インストルメントパネル本体裏面にドアインサートが固着されたエアバッグドア一体インストルメントパネルにおいて、前記フランジ部挿入溝の溝幅を、少なくともヒンジ側フランジ部挿入溝と開裂先端側フランジ部挿入溝の部分でそれらの溝部分と対応するフランジ部の厚みより大に設定するとともに、前記開裂先端側のドアインサート開裂用薄肉部の幅を該開裂用薄肉部と対応する開裂先端側受け凸部の幅よりも大にし、前記フランジ部をフランジ部挿入溝に挿入後、前記ヒンジ側フランジ部をヒンジ側フランジ部挿入溝のドアインサート外方側となる外側側壁へ押圧してドアインサートの位置決めを行ない、その後に前記溶融樹脂を射出して成形したインストルメントパネル本体を有することを特徴とするエアバッグドア一体インストルメントパネル。
IPC (3件):
B60R 21/20
, B29C 45/14
, B29L 31:58
FI (2件):
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