特許
J-GLOBAL ID:200903053168200600

焼却灰溶融処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144748
公開番号(公開出願番号):特開平8-014528
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 炉内壁の耐火物の損傷を軽減することにより、焼却灰の溶融処理を長時間連続的に行えるようにする。【構成】 セラミックス製断熱材5の外側には誘導加熱用水冷銅コイル6が埋設固定され、その上部には焼却灰の供給口2が、下部には溶融した焼却灰(溶融スラグ)を外部に排出する排出口4が設けられている。また、セラミックス製断熱材5の内側には耐火材壁9,10,11が順次積層され、その内部に発熱体としての作用を果たす黒鉛あるいはコークス塊8が設置されている。黒鉛あるいはコークス塊8は、誘導加熱用水冷銅コイル6に通電することによって発熱し、耐火材壁9,10,11を加熱する。耐火材壁9は焼却灰を予熱する耐火材で、耐火材壁は溶融スラグとの反応が少なく且つ溶融スラグの浸入が少ない耐火材で構成されている。
請求項(抜粋):
上部供給口および下部排出口を有する炉本体と、該炉本体の側壁内面に設けられた耐火材壁と、前記炉本体の内部を加熱するための加熱手段とを備え、前記炉本体の上部供給口から供給された焼却灰を溶融し溶融スラグとして前記下部排出口から外部に排出する焼却灰溶融処理装置において、前記耐火材壁のうち、上部の耐火材壁は前記加熱手段からの熱を利用して前記焼却灰を予熱する材料で構成し、下部の耐火材壁は前記溶融スラグとの反応が少なく且つ溶融スラグの浸入が少ない材料で構成したことを特徴とする焼却灰溶融処理装置。

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