特許
J-GLOBAL ID:200903053169878058

伸縮性長繊維不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265216
公開番号(公開出願番号):特開平10-088456
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 地合が良好で伸縮性に優れた不織布を提供する。【解決手段】 この不織布は、捲縮長繊維が集積されてなる。捲縮長繊維は、潜在捲縮性長繊維に捲縮発現させたものである。潜在捲縮性長繊維は、繊維形成性重合体Aと、この重合体Aよりも熱収縮率の大きい繊維形成性重合体Bとが、重合体Bが少なくとも表面の一部に露出した形態で複合されてなるものである。不織布中には、捲縮長繊維相互間が重合体Bの軟化又は溶融によって融着された区域が、散点状に設けられている。この不織布は、(i)不織布の幅方向の破断伸度が150%である、(ii)不織布の縦方向の破断伸度に対する幅方向の破断伸度の比が5以上である、(iii)不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率が60%以上である、(iv)不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率が50%以上である、の条件を同時に満足する。
請求項(抜粋):
繊維形成性重合体Aと、該重合体Aよりも熱収縮率の大きい繊維形成性重合体Bとが、該重合体Bが少なくとも表面の一部に露出した形態で複合されてなる潜在捲縮性長繊維を、捲縮発現させてなる捲縮長繊維が集積されてなり、該捲縮長繊維相互間が該重合体Bの軟化又は溶融によって融着された融着区域が、散点状に設けられてなり、且つ下記式(1)〜(4)を同時に満足することを特徴とする伸縮性長繊維不織布。記EC≧150% .........(1)EC/EM≧5 .........(2)EEC(50)≧60% .........(3)EEC(100)≧50% .........(4)(但し、ECは不織布の幅方向の破断伸度であり、EMは不織布の縦方向の破断伸度であり、EEC(50)は不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率であり、EEC(100)は不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率である。)
IPC (3件):
D04H 3/00 ,  D04H 3/03 ,  D04H 3/14
FI (3件):
D04H 3/00 K ,  D04H 3/03 A ,  D04H 3/14 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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