特許
J-GLOBAL ID:200903053184003017

デコード処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049619
公開番号(公開出願番号):特開平11-252543
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】2つのクロックを用いず、1つのクロックで複数の信号処理が可能であり、システム設計を簡易化することが可能なデコード処理回路を提供すること。【解決手段】各々に基準時間情報(PCR)を持った2つの映像ストリームを受信しデコードする第1,第2の映像デコーダからなるデコード処理回路であって、第1,第2の映像デコーダに共通な1つのクロック発生回路27を具備し、2つの映像ストリーム中に含まれる各PCRをPCR検出回路14A ,24で検出し、STCカウンタ25ではクロック発生回路27からのクロックをカウントした値をPCR検出回路24の出力値と比較しその結果に基づきクロック発生回路27のクロック周波数を補正可能であり、STCカウンタ15ではクロック発生回路27からのクロックをカウントした値がPCR検出回路14A からの指示によって修正可能とされ、MPEGデコーダ12,22では、2つの映像ストリームを1つのクロックに基づいた2つのカウンタ出力値に従って非同期でデコード処理することができる。
請求項(抜粋):
基準時間情報と共に送られてくる映像データをMPEG方式でエンコードしたストリームを、受信しデコードするデコード処理回路であって、前記ストリーム中に含まれる基準時間情報を検出する基準時間情報検出手段と、前記ストリームの送信側クロックにロックしていない周波数のクロックを発生するクロック発生手段と、前記クロック発生手段からのクロックをカウントするもので、その出力値が前記基準時間情報検出手段からの指示によって修正されるカウンタ手段と、前記カウンタ手段の出力値に基づいて同期信号を発生する同期発生手段と、前記カウンタ手段の出力値にしたがって前記ストリームをデコード処理するデコード手段と、を具備したことを特徴とするデコード処理回路。

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