特許

J-GLOBAL ID：200903053197141699

熱電変換材料およびその製造方法

発明者： 篠原 和彦 ,  小林 正和 ,  三好 実人 ,  今西 雄一郎
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社 ,  日本碍子株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-088975
公開番号（公開出願番号）：特開平9-260729
出願日： 1996年03月19日
公開日（公表日）： 1997年10月03日
要約：

【要約】【課題】室温から 300°C以上の広い温度領域において熱電特性に優れ、化学的にも安定であって特性劣化の生じにくい熱電変換材料およびその製造方法を提供する。【解決手段】コバルトとアンチモンを主成分とする焼結体からなり、主成分となるコバルト・アンチモン化合物が立方晶型のCoSb<SB>3</SB> である熱電変換材料であって、第2相としてSb相を主成分とする相を含み、前記Sb相を主成分とする相の体積比率が10vol%未満である熱電変換材料を、コバルトとアンチモンを主成分とする粉末を加圧成形した後、非酸化性雰囲気にて熱処理する熱電変換材料の製造方法であって、前記粉末を元素含有比率においてSb/Co=x(ただし、3<x<3.4)とすることで得る。

請求項（抜粋）：

コバルトとアンチモンを主成分とする焼結体からなり、主成分となるコバルト・アンチモン化合物が立方晶型のCoSb3 である熱電変換材料であって、第2相としてSb相を主成分とする相を含み、前記Sb相を主成分とする相の体積比率が10vol%未満であることを特徴とする熱電変換材料。

IPC (4件)：

H01L 35/20 ,  C01G 51/00 ,  C04B 35/495 ,  H01L 35/34

FI (4件)：

H01L 35/20 ,  C01G 51/00 C ,  H01L 35/34 ,  C04B 35/00 J