特許
J-GLOBAL ID:200903053207589634

汚泥溶融固化体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145833
公開番号(公開出願番号):特開平9-328384
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 生活排水や下水等から分離したスラリー状汚泥を原料とし、溶成リン肥となる付加価値の高い汚泥溶融固化体を経済的に製造し、スラリー状汚泥の有効活用を図る。【解決手段】 スラリー状汚泥を濃縮脱水し、脱水した汚泥を溶融固化するかまたは脱水した汚泥を焼却しその焼却灰を溶融固化するに際し、溶融前の脱水汚泥または汚泥焼却灰に、CaO, MgOおよび/またはその塩を、溶融固化体の成分としてアルカリ成分が40%以上、く溶性苦土が12%以上となるように混合し、更に、リン酸および/またはその塩を、溶融固化体の成分としてく溶性リン酸が17%以上となるように混合し、この混合物を1350°C以上の温度で溶融し冷却固化する。
請求項(抜粋):
生活排水、下水等の汚水を浄化する際に発生するスラリー状汚泥を濃縮および脱水し、脱水した汚泥を溶融し次いで冷却固化するか、または、前記脱水した汚泥を焼却し、その焼却灰を溶融し次いで冷却固化するに際し、溶融前の前記脱水汚泥または前記汚泥焼却灰に、CaO, MgOおよび/またはその塩を、溶融固化体の成分として、CaO,MgO 等のアルカリ土類のアルカリ成分が40%以上、く溶性苦土が12%以上となるように混合し、更に、リン酸および/またはその塩を、溶融固化体の成分として、く溶性リン酸が17%以上となるように混合し、この混合物を1350°C以上の温度で溶融し次いで冷却固化することにより、溶成リン肥としての汚泥溶融固化体を製造することを特徴とする、汚泥溶融固化体の製造方法。
IPC (3件):
C05F 7/00 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/14
FI (4件):
C05F 7/00 ,  C02F 11/00 C ,  C02F 11/00 M ,  C02F 11/14 C
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 特開平4-119976
  • 特開平3-295884
  • 特開平4-124081
全件表示

前のページに戻る