特許
J-GLOBAL ID:200903053209041610

冷暖房装置における高低圧気体の流路切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中畑 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248456
公開番号(公開出願番号):特開平10-062034
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】冷暖房装置においてローターの回動により、高低圧気体の流路切換えを故障なく行なう。【解決手段】気密筐体1内で定軸回動される切換ロータ3を備え、ロータ軸線方向に対向する一方の第1端面5に第1、第2切換路6、7を並設し、他向の第2端面9に開口端が配された第3切換路8を設け、切換路8を切換路6、7とロータ3内で連通させる。筐体1の第1端壁12に圧縮機14の吐出口に接続する第1接続口15を設け、接続口15はロータ3の正逆回転に伴い正逆転する切換路6、7の何れかと選択的に連通され、筐体1の第2端壁13に凝縮機16の一端と他端に夫々接続される第2、第3接続口17と18を軸を中心とする円軌跡上に並設け、接続口17、18はその何れか一方がロータの正逆回転に伴ない正逆回転する切換路8と選択的に連通されると共に他方が筐体1内へ選択的に開放されるように配置する。第4接続口19を圧縮機吸入口に接ぐ。
請求項(抜粋):
気密ハウジングと、該気密ハウジング内で軸を中心に一定回転角で正逆回動される流路切換ローターとを備え、該ローターには軸線方向において対向する一方の第1端面に開口端が配された第1切換路と第2切換路を上記軸を中心とする円軌跡上に並設すると共に、同他方の第2端面に開口端が配された第3切換路を設け、該第3切換路を上記第1切換路及び第2切換路とローター内において連通させ、他方上記ローターの第1端面と対向するハウジングの第1端壁にコンプレッサーの高圧気体吐出口と接続される第1接続口を設け、該第1接続口は上記ローターの正逆回転に伴なって正逆回転する第1、第2切換路の何れかと選択的に連通されように配され、更に上記ローターの第2端面と対向するハウジングの第2端壁にコンデンサーの一端と他端に夫々接続される第2接続口と第3接続口を上記軸を中心とする円軌跡上に並設し、該第2、第3接続口はその何れか一方が上記ローターの正逆回転に伴って正逆回転する上記第3切換路と選択的に連通されると共に他方がハウジング内へ選択的に開放されるように配置され、更に上記第2端壁にハウジング内に開放され且つ上記コンプレッサーの低圧気体吸入口と接続される第4接続口を設け、上記第2、第3接続口の何れか一方を通じて上記ハウジング内に導入されたコンデンサーからの低圧気体を該第4接続口を通じて上記コンプレッサーの低圧気体吸入口に供給する構成とすると共に、該コンプレッサーの高圧気体吐出口から吐出される高圧気体を上記第1接続口を通じて第1、第2切換路の何れか一方と第3切換路で形成する連通路に流入し、該第3切換路から吐出された高圧気体を第2、第3接続口の何れか一方を通じて上記コンデンサーに供給する構成としたことを特徴とする冷暖房装置における高低圧気体の流路切換装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-254085

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