特許
J-GLOBAL ID:200903053217212717
原形質連絡による細胞間移行を調節しうる植物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
廣田 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-074914
公開番号(公開出願番号):特開2000-262169
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ウイルス由来の移行タンパク質と異なり安全性に問題がなく、かつ原形質連絡を通じての物質の細胞間移行を調節・制御して植物の成長様式、耐病性、耐虫性などに優れた形質を付与することができる植物由来の移行タンパク質を、細胞内で発現させることができる植物体を提供すること。【解決手段】 イネのチオレドキシンh、トウモロコシのノッテド-1、カボチャのCMPP16等の植物由来の移行タンパク質をコードするDNAにより植物を形質転換し、植物の原形質連絡を通って行われる物質、例えば糖、アミノ酸、タンパク質、核酸、イオン類、植物ホルモン、ウイルス、移行タンパク質自体、又は抗植物ウイルス作用、抗微生物作用、抗除草剤作用もしくは殺虫作用を有する物質の細胞間移行を調節しうる植物体を得る。
請求項(抜粋):
植物由来の移行タンパク質をコードするDNAにより植物を形質転換し、植物の原形質連絡を通って行われる物質の細胞間移行を調節しうる植物を得ることを特徴とする形質転換植物の製造方法。
IPC (2件):
A01H 5/00
, C12N 15/09 ZNA
FI (2件):
A01H 5/00 A
, C12N 15/00 ZNA A
Fターム (20件):
2B030AA02
, 2B030AB03
, 2B030AD05
, 2B030CA06
, 2B030CA17
, 2B030CA19
, 2B030CB02
, 2B030CD03
, 2B030CD07
, 2B030CD09
, 4B024AA08
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA04
, 4B024CA06
, 4B024DA01
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024GA17
, 4B024HA01
引用文献:
審査官引用 (5件)
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Planta, 1998, Vol. 205, pp. 12-22
-
SCIENCE, 1995, Vol. 270, pp. 1980-1983
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植物個体における光合成機能統御の分子基盤, 199901, 平成10年度研究成果報告書, pp. 34-35
-
日本植物生理学会1996年度年会及び第36回シンポジウム講演要旨集, 19960320, pp. 187
-
日本植物生理学会1997年度年会及び第37回シンポジウム講演要旨集, 19970320, pp. 174
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