特許
J-GLOBAL ID:200903053218255932
検査方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
庄司 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-062481
公開番号(公開出願番号):特開2003-259874
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】【課題】大腸癌患者の予後を客観的に判断するための検査方法および検査用試薬を提供することである。【解決手段】癌細胞では、一部においてO6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ(O6-methylguanine-DNA methyltransferase:以下、「MGMT」という。)のmRNAおよびMGMT蛋白の発現が完全に消失していることに着目し、MGMT蛋白質をコードするプロモーター領域のCpG領域でのシトシンのアルキル化の有無を核酸増幅方法により検査し、大腸癌患者の治癒切除後の予後を客観的に判定する。また、該アルキル化検査に最適なプライマーを提供する。
請求項(抜粋):
以下の1)〜10)のいずれか1に記載のオリゴヌクレオチドのうち少なくとも1を選択する核酸増幅用プライマー:1)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、少なくとも該CpG以外のシトシンがチミンに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。2)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、少なくとも該CpG以外のシトシンがチミンに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。3)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、該配列中のシトシンがチミンに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。4)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、該配列中のシトシンがチミンに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。5)配列番号2〜4または7〜9に表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。6)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域の配列の相補鎖におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、少なくとも該CpG以外のシトシンがチミンに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。7)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域の配列の相補鎖におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、少なくとも該CpG以外のシトシンがチミンに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。8)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域の配列の相補鎖におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、該相補鎖のシトシンがチミンに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。9)配列番号1で表されるMGMT蛋白質をコードする遺伝子のプロモーター領域の配列の相補鎖におけるCpG領域を少なくとも1以上含み、該相補鎖のシトシンがチミンに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。10)前記1)〜9)のいずれか1に記載のオリゴヌクレオチドのうち1または複数のオリゴヌクレオチドについて、1ないし数個の塩基が置換、欠失、挿入もしくは付加といった変異された塩基配列を含み、CpG領域のシトシンのアルキル化を検出可能なプライマー機能を有するオリゴヌクレオチド。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA
, C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 Z
, C12N 15/00 ZNA A
Fターム (11件):
4B024AA12
, 4B024BA10
, 4B024CA01
, 4B024FA02
, 4B024HA11
, 4B063QA13
, 4B063QA19
, 4B063QQ49
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QS25
引用特許:
審査官引用 (1件)
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メチル化特異的検出
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-500779
出願人:ザジョーンズホプキンスユニバーシティースクールオブメディシン
引用文献:
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