特許
J-GLOBAL ID:200903053219286866

焼却炉の制御方法及びその制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-278035
公開番号(公開出願番号):特開2001-099413
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 可燃物燃焼時の廃熱を利用して発生させた蒸気から熱エネルギーを回収する焼却炉について,蒸気弁開度や給塵ロータの回転速度を操作して過熱蒸気の圧力や流量を制御する従来の焼却炉の制御方法では,炉内への実際の給塵量がばらつくと,制御精度が悪化する場合があった。【解決手段】 本発明は,炉内への給塵量の操作値に関するモデルと,炉内への実際の給塵量に関するモデルとを用いて,蒸気に関する制御ベクトルを予測することにより,制御精度を向上させることを図ったものである。
請求項(抜粋):
可燃物燃焼時の廃熱を利用して発生させた蒸気から熱エネルギーを回収する焼却炉について,少なくとも可燃物の炉内への投入操作量を含む1つ以上の操作量を要素とする操作ベクトルに基づいて,1つ以上の制御量を要素とする制御ベクトルを予測する第1のモデルを用いて制御を行う焼却炉の制御方法において,前記第1のモデルによる制御ベクトルの第1の予測値に基づいて,前記操作ベクトルに所定サンプル時間後までに変動がある場合の,前記操作ベクトルの変動分に起因した前記制御ベクトルの第1の変動予測値を求め,少なくとも炉内に投入された可燃物の投入量に対応した予測補正量を要素とする予測補正ベクトルに基づいて,前記制御ベクトルを予測する第2のモデルによる,前記制御ベクトルの第2の予測演算値に基づいて,前記操作ベクトルに前記所定サンプル時間後までに変動がない場合の前記制御ベクトルの第2の変動予測値を求め,前記制御ベクトルの実測値,前記第1の変動予測値,及び前記第2の変動予測値に基づいて,前記制御ベクトルの予測値を求め,前記制御ベクトルの予測値に基づいて前記制御を行うことを特徴とする焼却炉の制御方法。
IPC (4件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30 ,  F23C 10/28 ,  F23G 5/50 ZAB
FI (4件):
F23G 5/30 ZAB C ,  F23G 5/30 ZAB P ,  F23G 5/50 ZAB G ,  F23C 11/02 305
Fターム (18件):
3K062AA11 ,  3K062AB01 ,  3K062BA02 ,  3K062CB03 ,  3K062CB09 ,  3K062DA15 ,  3K062DA16 ,  3K062DA22 ,  3K062DB03 ,  3K064AA10 ,  3K064AB01 ,  3K064AB03 ,  3K064AC07 ,  3K064AC15 ,  3K064AC17 ,  3K064AD01 ,  3K064AD08 ,  3K064AE02

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