特許

J-GLOBAL ID：200903053229652291

多電源回路シミュレーション方法及び装置

発明者： 菊地 洋
出願人/特許権者： エヌイーシーマイクロシステム株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-052603
公開番号（公開出願番号）：特開2002-259487
出願日： 2001年02月27日
公開日（公表日）： 2002年09月13日
要約：

【要約】【課題】多電源回路の電源供給/遮断時の回路機能検証シミュレーションを容易化することにより検証工数の増大を抑制して、回路検証時間を大幅に短縮する。【解決手段】シミュレーション対象回路の回路データの複数の機能階層の各々内に入力端子を1つ有する疑似電源セルVCONTをそれぞれ配置し、機能階層の各電源端子と配置された疑似電源セルVCONTの各入力端子とをそれぞれ接続した実行回路データを作成し、実行回路データを読み込み、検証信号パターンに従う入力信号レベル変化を検出し、この入力信号レベル変化時における疑似電源セルVCONTの入力端子のレベルに応じて対象階層の電源のオン・オフのいずれであるかを判別し、電源オンと判別した対象階層パスのみのシミュレーションを行う。

請求項（抜粋）：

シミュレーションの対象とするシミュレーション対象回路が複数の電源端子を有し、前記複数の電源端子の各々が回路内の複数の機能階層の各々の内部セルの電源として接続されている多電源回路LSIの設計工程におけるイベントドリブン方式の論理シミュレーションを実行するための多電源回路シミュレーション方法において、前記シミュレーション対象回路の回路データである第1の回路データの前記複数の機能階層の各々内に入力端子を1つ有する疑似電源セルをそれぞれ配置し、前記機能階層の各々の前記電源端子と配置された前記疑似電源セルの各々の入力端子とをそれぞれ接続した第2の回路データを作成し、シミュレーション実行時に、作成した前記第2の回路データを読み込み、任意時点でのシミュレーション対象の前記機能階層である対象階層へのシミュレーション入力用の検証信号パターンに従う入力信号レベル変化を検出し、前記入力信号レベル変化時における前記疑似電源セルの入力端子のレベルに応じて前記対象階層の前記電源の供給状態又は遮断状態のいずれであるかを判別し、前記電源の供給状態と判別した前記対象階層パスのみのシミュレーションを行うことを特徴とする多電源回路シミュレーション方法。

IPC (2件)：

G06F 17/50 666 ,  G06F 17/50 664

FI (2件)：

G06F 17/50 666 Z ,  G06F 17/50 664 A

Fターム (3件)：

5B046AA08 ,  5B046BA03 ,  5B046JA05