特許
J-GLOBAL ID:200903053232844541

シリンダ錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-047978
公開番号(公開出願番号):特開2002-250157
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】円柱状のディンプルキーが使用されるシリンダ錠において、解除用キーを用いることなく、工事用キーシステムを実現すること。【解決手段】所定の横断面形状に形成されるとともに、側面に複数列のキーコ-ドが形成されたキー15によって施錠されあるいは解錠されるシリンダ錠であって、工事用キーがキー孔に挿入された時、内ピン8はいずれも内筒2より外方には突出しないようになっており、上記内ピン8と外ピン9とのすべての接触面が、上記内筒2と外筒1の回転境界面と一致し、拘束杆5は、外方へ押されて外縁が上記内筒2の外側面と一致する。居住者用キー15が上記キー孔に挿入された場合、上記拘束杆5と上記外筒1との間にすべてのコンスバー10を収容できる広さの空間が生じ得るとともに、すべての列の上記内ピン8の外方端が上記内筒2と外筒1の回転境界面と一致するようになっていることを特徴とするシリンダ錠。
請求項(抜粋):
所定の横断面形状に形成されるとともに、側面に複数列のキーコ-ドが形成されたキーによって施錠されあるいは解錠されるシリンダ錠であって、内面が円筒状に形成された外筒と、該外筒の円筒状内面に回転自在に嵌装されるとともに、上記キーが抜差し自在に挿入されるキー孔が軸心部に設けられた内筒とを備え、上記キー孔から上記内筒を貫通して上記外筒の壁内に達する複数列のピン案内孔が穿設され、上記複数列のピン案内孔のうち一部の列の全長にわたって上記外筒の内周に軸線に平行なコンスバー保持溝が設けられ、上記内筒の側面と上記キー孔とを連通して軸線方向に延びるスリットが設けられ、該スリット内には上記内筒の半径方向に移動可能な拘束杆が嵌装され、(A)工事用の状態の場合、上記コンスバー保持溝内にコンスバーが収納され、(A1)該コンスバー保持溝が設けられた列では、該コンスバーの外方の上記外筒壁内のピン案内孔内に外ピンが摺動自在に嵌装されてスプリングにより内方へ付勢され、上記内筒内のピン案内孔内に内ピンが摺動自在に嵌装されて一端が上記キー孔内に突出するとともに、工事用キーが上記キー孔に挿入された時、上記内ピンはいずれも上記内筒より外方には突出しないようになっており、(A2)残りの列では、内ピンと外ピンとが上記ピン案内孔内に摺動自在に嵌装され、スプリングにより内向きに付勢されて、内ピンの一端が上記キー孔内に突出するとともに、上記工事用キーが上記キー孔に挿入された時、上記内ピンと外ピンとのすべての接触面が、上記内筒と外筒の回転境界面と一致するようになっており、(A3)上記拘束杆は、上記工事用キーが挿入された時、外方へ押されて外縁が上記内筒の外側面と一致するようになっており、(B)居住者用キーが上記キー孔に挿入された場合、上記拘束杆と上記外筒との間にすべてのコンスバーを収容できる広さの空間が生じ得るとともに、すべての列の上記内ピンの外方端が上記内筒と外筒の回転境界面と一致するようになっていることを特徴とするシリンダ錠。

前のページに戻る