特許
J-GLOBAL ID:200903053236455744

ガスタービン静翼のダブルクロスシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288415
公開番号(公開出願番号):特開平11-117707
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン静翼の内側シュラウドのシール板に関し、シール板をダブルクロスシール構造とし、シール性能を向上させる。【解決手段】 静翼11の内側シュラウド12の軸方向にはシール板1,2が重ね合わされ、シール板2端部上面には端部シール板5、シール板1端部下面には端部シール板6がそれぞれ当接し、溝9a内に端部を挿入し、取付けられる。内側シュラウド12のフランジ側面にはシール板3,4が各々溝10a,10bに、シール板7,8は各々シール部3,4の端部と組合され、溝9b,9cに挿入されて取付けられる。これらシール板1〜8は円周方向に対向する内側シュラウドの各溝内に他端を挿入し、隣接するシュラウド間でキャビティ24を囲み、各シール同志の接合部及びシール板とシールリング保持環13との隙間をなくするのでキャビティ24から外部に洩れるシール空気20の洩れを防止する。
請求項(抜粋):
ガスタービン静翼の円周方向で互に隣接する内側シュラウド間に設けられたシール板と、同シール板の内側で互に隣接する前記内側シュラウド間の軸方向前後にそれぞれ設けられると共に、前記シール板とは直交する方向に配置された前後シール板とからなり、前記内側シュラウドとシールリング保持環とで形成されるキャビティを覆ってシールするシール装置において、前記シール板は前記内側シュラウドの中央部において面を接する2枚の板からなり、両端部にはそれぞれ板幅方向に溝を有し、前記前後シール板の一端部にはそれぞれ板幅方向に溝を設けると共に、同溝は前記シール板の溝と互に噛み合って前記シール板と前後シール板とが十字形に結合し、前記前後シール板の他端にはそれぞれ前記シールリング保持環との隙間をふさぐシールリング保持環側シール板を取付けたことを特徴とするガスタービン静翼のダブルクロスシール装置。
IPC (3件):
F01D 11/00 ,  F01D 9/02 104 ,  F02C 7/28
FI (3件):
F01D 11/00 ,  F01D 9/02 104 ,  F02C 7/28 C

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