特許
J-GLOBAL ID:200903053244157329

GPS受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020183
公開番号(公開出願番号):特開平6-230102
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 測定する際にサイクルスリップの発生が検出できるGPS受信装置の提供。【構成】 装置は、複数の衛星から発信された電波を受信するGPS アンテナ10と、アナログ信号処理部12と、デジタル信号処理部14と、制御部16とを有している。処理部12は、RF増幅器12a と、局部発振器12b と、IF増幅器12c とを有している。デジタル信号処理部14は、衛星の数よりも大きな数のチャンネルを有するDSPから構成されている。制御部16は、信号処理部14に衛星を指定する際に、各衛星に対して1つづつのチャンネルを指定するとともに、前記衛星から低高度の衛星を選択して、空きチャンネルに指定する。また、エポック位相データを記憶手段に記憶させる際に、チャンネルのエポック位相データ間の位相差をそれぞれ演算し、同一衛星からの信号を受信している複数のチャンネル間の前記位相差に基づいて、当該エポック位相データが有効か否かを判断して記憶手段18に記憶する。
請求項(抜粋):
複数の衛星から発信された電波を受信するGPSアンテナと、GPSアンテナで受信された電波を周波数変換して増幅するアナログ信号処理部と、前記アナログ信号処理部の出力信号から電波の搬送波位相をディジタル化した位相データを生成するデジタル信号処理部と、前記デジタル信号処理部から送出される位相データを所定時間間隔毎に抽出して取得する位相データ(エポック位相データ)として記憶手段に記憶させる制御部とを有するGPS受信装置において、前記デジタル信号処理部は、前記衛星の数の最大数に対応したチャンネル数を有し、前記制御部は、このデジタル信号処理部に前記衛星を指定する際に、前記各衛星に対してそれぞれ1つづつのチャンネルを指定し、指定した衛星数が全チャンネル数に満たない場合、前記衛星から低高度の衛星を選択して、これを空きチャンネルに指定し、前記エポック位相データを前記記憶手段に記憶させる際に、各チャンネルの前記エポック位相データ間の位相差をそれぞれ演算し、同一衛星からの信号を受信している複数のチャンネル間の前記位相差に基づいて、当該エポック位相データが有効か否かを判断して前記記憶手段に記憶することを特徴とするGPS受信装置。

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