特許
J-GLOBAL ID:200903053246445909
保磁力及び残留磁化の優れた合金磁性材、その製造方法及びその利用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294334
公開番号(公開出願番号):特開平8-296006
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【課題】 従来の高性能希土類磁性合金の場合、希土類元素(RE)の含有量が高いため経済性及び化学的安定性が劣るという問題があった。そこで希土類元素の含有量を減少させた低RE-Fe-B系磁性合金が開発されたが、残留磁化の面で未だ充分でなかった。【解決手段】 α-Feまたはα-(Fe,Co)軟磁性基地(Matrix phase)に小量のRE2 Fe14BまたはRE2 (Fe,Co)14Bの軽磁性相が析出した組織で、成分組成がREx Fey Coz Bu Mv Cuw (但しMは高融点元素であるNb,Mo,V,WまたはTaのうち何れかの1または2以上)なる合金の非晶質化及び熱処理により、保磁力(iHc),残留磁化(Br)ともに優れた磁性合金が得られた。
請求項(抜粋):
希土類合金磁性材において、立方晶系の体心立方格子構造を有する軟磁性相を主相とし、正方晶系の構造を有する軽磁性相が小量付加された組織の合金で、REx Fey Coz Bu Mv Cuw の組成を有し、上記においてRE(Rare Earth)は希土類元素Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ao,Er,Tm,Yb,Lu,Yのうち何れかの1または2以上の組合せを表わし、Mは高融点元素であるNb,Mo,V,WまたはTaのうち何れかの1または2以上の元素であり、x=5at%以下、y=90at%以下、z=25at%以下、u=15at%以下、v=5at%以下及びw=5ta%以下であることを特徴とする保磁力及び残留磁化の優れた超微細結晶粒合金磁性材。
IPC (4件):
C22C 38/00 303
, B22D 11/06 360
, C22C 38/16
, H01F 1/14
FI (4件):
C22C 38/00 303 S
, B22D 11/06 360 B
, C22C 38/16
, H01F 1/14 Z
引用特許:
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