特許
J-GLOBAL ID:200903053249660460
車両用ディスクブレーキ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190237
公開番号(公開出願番号):特開平7-042774
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】摩擦パッドのライニングの一部に炭素-炭素複合材を採用するも、メンテナンスやパッド交換における摩擦パッドの着脱作業を、ワンタッチで簡便に行なえるようにする。【構成】金属で形成したロータベース4bの両側面内周側に、環状の嵌合溝4cを凹設する。嵌合溝4cに、炭素-炭素複合材製のライニング摺接部14をビス止めする。嵌合溝4cの外側に残された環状部を、ディスク外周側のライニング摺接部15とする。摩擦パッド6を、ディスク内外周のライニング20,21と、裏板23とで構成する。裏板23のディスク内周側に嵌合孔23aを貫通形成し、この嵌合孔23aに、炭素-炭素複合材製のライニング20を、ディスク軸方向へ移動可能に嵌合する。裏板23のディスク外周側に、レジンモールドや焼結金属製のライニング21を固定する。キャリパ半体5a,5bのディスク内外周に、ピストン9a,9bを、ライニング摺接部14,15とライニング20,21の組合わせに対応して設ける。
請求項(抜粋):
ディスクロータの側部に配設された摩擦パッドをピストンにて押動し、該摩擦パッドのライニングを、ディスクロータ側面のライニング摺接部に摺接させて制動作用を行なう車両用ディスクブレーキにおいて、前記ライニングとライニング摺接部とピストンとを、ディスク内周側と外周側のそれぞれに組合わせて配設し、ディスク内周側または外周側のいずれか一方のライニングは、前記摩擦パッドの裏板に固着し、他方のライニングは、裏板にディスク軸方向へ貫通する嵌合孔を形成して、該嵌合孔にディスク軸方向へ移動可能に嵌合すると共に、ディスク内周側または外周側のライニングとライニング摺接部とを、それぞれ炭素-炭素複合材で形成したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
IPC (3件):
F16D 65/095
, F16D 65/092
, F16D 65/12
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