特許
J-GLOBAL ID:200903053252280172

2サイクル内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301181
公開番号(公開出願番号):特開平6-146899
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 掃気効率を向上する。【構成】 シリンダヘッド内壁面3a一側に給気弁6を配置すると共にシリンダヘッド内壁面3a他側に排気弁7を配置し、排気弁7側に位置する給気弁6開口をマスク壁により覆う。少なくとも一対の気筒に対して共通なサージタンク12aを経て給気ポート12に流入した空気をマスク壁と反対側に位置する給気弁6開口を介して燃焼室に流入せしめる。給気ポート12の断面形状を長径が機関本体17の長手方向に延びたほぼ楕円状とし、またこの給気ポート12の楕円状断面を給気弁からサージタンク12aに向けて短径がほぼ一定に維持されつつ長径が次第に長くなるように形成する。このときサージタンク12aから給気ポート12に流入する空気の初期速度は低くマスク壁および給気弁6のマスク壁周辺部に衝突した空気がマスク壁と給気弁6間の隙間から漏れて排気ポート13に吹き抜けることが阻止できるために、その結果掃気効率を向上することができる。
請求項(抜粋):
シリンダヘッド内壁面の一側に給気弁を配置すると共にシリンダヘッド内壁面の他側に排気弁を配置し、給気弁の排気弁側開口をマスク壁により覆い、少なくとも一対の気筒に対して共通な圧力脈動低減用容積部を経て該容積部から分岐された給気ポート内に空気が送り込まれ、次いでこの空気をマスク壁と反対側に位置する給気弁の開口から燃焼室内に流出せしめるようにした2サイクル内燃機関において、給気ポートの断面形状を長径が機関本体の長手方向に延びているほぼ楕円状に形成すると共に該給気ポートの楕円状断面を給気弁から容積部に向けて短径がほぼ一定に維持されつつ長径が次第に長くなるように形成した2サイクル内燃機関。
IPC (3件):
F02B 25/20 ,  F02B 25/16 ,  F02F 1/42

前のページに戻る