特許
J-GLOBAL ID:200903053257732799

6-アミノカプロニトリルから製造された粗カプロラクタムを連続的に精製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520713
公開番号(公開出願番号):特表平10-511668
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】(a)6-アミノカプロニトリルを水との反応により粗カプロラクタムに転化し、(b)工程(a)で得られた粗カプロラクタムからハイボイラー分とローボイラー分を分離し、(c)工程(b)で得られた粗カプロラクタムを、水素添加触媒および必要に応じ溶媒の存在下に、50から150°C、1.5から250バールで、水素により処理して混合物Aをもたらし、(d1)溶媒中の混合物Aを30から80°C、1から5バールで、末端酸基を有するイオン交換体上を走過させて混合物B1をもたらすか、あるいは(d2)混合物Aを硫酸の存在下に、溶媒が存在する場合には、硫酸添加前にこれを除去してから、蒸留に附して混合物B2をもたらし、(e)次いで混合物B1またはB2を塩基の存在下に蒸留に附し、純粋なカプロラクタムをもたらす工程から成ることを特徴とする、水素添加、酸性媒体中における処理およびアルカリ性媒体中における蒸留により粗カプロラクタムを連続的に精製する方法。
請求項(抜粋):
(a)6-アミノカプロニトリルを水との反応により粗カプロラクタムに転化し、 (b)工程(a)で得られた粗カプロラクタムからハイボイラー分とローボイラー分を分離し、 (c)工程(b)で得られた粗カプロラクタムを、水素添加触媒および必要に応じ溶媒の存在下に、50から150°C、1.5から250バールで、水素により処理して混合物Aをもたらし、 (d1)溶媒中の混合物Aを30から80°C、1から5バールで、末端酸基を有するイオン交換体上を走過させて混合物B1をもたらすか、あるいは (d2)混合物Aを硫酸の存在下に、溶媒が存在する場合には、硫酸添加前にこれを除去してから、蒸留に附して混合物B2をもたらし、 (e)次いで混合物B1またはB2を塩基の存在下に蒸留に附し、純粋なカプロラクタムをもたらす工程から成ることを特徴とする、水素添加、酸性媒体中における処理およびアルカリ性媒体中における蒸留により粗カプロラクタムを連続的に精製する方法。
IPC (2件):
C07D201/08 ,  C07D201/16
FI (2件):
C07D201/08 ,  C07D201/16
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公昭48-021958
  • 特公昭48-021958
  • 特開平3-135958
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引用文献:
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