特許
J-GLOBAL ID:200903053267626970

直流-直流変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-177271
公開番号(公開出願番号):特開平7-015954
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 過電流の制限を比較的簡単な回路によって確実に達成することができる直流-直流変換器を提供する。【構成】 直流電源1に対してトランスの1次巻線3とスイッチング素子4と電流検出抵抗10との直列回路を接続する。出力電圧と反対の向きに変化する電圧制御信号Vv と電流検出信号Vi とをコンパレータ11で比較し、この出力をフリップフロップ22のリセット信号とする。電流検出信号のピーク保持回路24を設け、この出力に基づいて過大ピークを検出する。のこぎり波発生器21の出力を基準電圧Vr1と比較して方形波に整形する。コンパレ-タ31の出力をフリップフロップ22のセット端子及びANDゲート23に送る。コンパレータ31には過大ピーク検出電圧Vp も入力させる。過大ピーク検出電圧Vp は過大ピークの時に基準電圧Vr1よりも高くなり、コンパレータ31の出力パルス幅が狭くなる。ANDゲート23はコンパレータ31の出力とフリップフロップ22の出力とを入力としてスイッチング素子4を制御する。
請求項(抜粋):
直流電源の一端と他端との間に接続されたトランスの1次巻線とスイッチング素子との直列回路と、前記トランスの2次巻線に接続された整流平滑回路と、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、この電流に対応した電圧から成る電流検出信号を出力する電流検出器と、前記整流平滑回路の出力電圧を一定に制御するための電圧制御信号を形成するためのものであって、前記電圧制御信号として前記出力電圧の変化と逆の向きに変化する電圧を送出し且つ前記出力電圧が一定値よりも低くなった時には一定のクランプ電圧を送出するように形成された電圧制御信号形成回路と、前記電流検出器から得られた電流検出信号と前記電圧制御信号形成回路から得られた電圧制御信号とを比較するコンパレータと、前記電流検出信号のピーク値を保持するピーク保持回路と、前記電流検出信号の過大ピーク値に対応する基準電圧を発生する基準電圧源と、前記ピーク保持回路で保持されたピーク値と前記基準電圧源の基準電圧との比較によって過大ピークを検出する過大ピーク検出回路と、のこぎり波を所定の周期で発生するのこぎり波発生器と、前記のこぎり波発生器と前記過大ピーク検出回路とに接続されており、前記過大ピーク検出回路の出力が過大ピークを示していない時には前記のこぎり波をほぼ一定のデューティ比の方形波パルスに整形し、前記過大ピーク検出回路の出力が過大ピークを示している時には前記一定のデューティ比の方形波パルスよりも幅の狭いパルスを形成するか又はパルスの発生を停止するように構成された方形波パルス形成回路と、前記方形波パルス形成回路の出力パルスでセットされ、前記コンパレータの出力パルスでリセットされるフリップフロップと、前記方形波パルス形成回路の出力と前記フリップフロップの出力との論理積出力を形成して前記スイッチング素子をオン・オフ制御する論理積回路とを備えた直流-直流変換器。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  H02M 3/335

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