特許
J-GLOBAL ID:200903053269159792
ブレーキ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-261923
公開番号(公開出願番号):特開平11-091531
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 イン側ゲート弁を閉じたままで加給ポンプ,メインポンプを駆動させた際に加給回路が負圧となることで次回の挙動安定制御実行時に昇圧性能が低下することの防止を図ること。【解決手段】 車両の挙動が不安定方向に向かっているときには、制動制御手段rが、イン側ゲート弁nを開弁させる一方でアウト側ゲート弁jを閉弁させ、かつ、直列に設けられた両ポンプh,mを作動させ、さらに、液圧制御弁dを作動させて所望のホイルシリンダbに制動力を発生させて車両挙動を安定させる挙動安定制御を実行するよう構成されたブレーキ制御装置において、制動制御手段rは、イン側ゲート弁nを閉じたまま両ポンプh,mの少なくとも一方の作動を行ったときには、その後、制動操作が行われたときに、所定の閉弁条件が成立するまでの間、イン側ゲート弁nを開弁する負圧解消制御を実行するよう構成した。
請求項(抜粋):
マスタシリンダのブレーキ液圧をホイルシリンダに伝達するブレーキ回路と、ホイルシリンダのブレーキ液圧を増圧・保持・減圧可能な液圧制御弁と、この液圧制御弁の減圧時にブレーキ液がドレンされるドレン回路に設けられたリザーバと、このリザーバと前記ブレーキ回路の液圧制御弁よりも上流位置とを結ぶ還流回路と、この還流回路の途中に設けられて、前記リザーバに溜められたブレーキ液を前記ブレーキ回路に戻すメインポンプと、前記ブレーキ回路におけるメインポンプの吐出位置とマスタシリンダとの間に設けられてブレーキ回路を開閉する常開のアウト側ゲート弁と、前記ブレーキ回路のマスタシリンダとアウト側ゲート弁との間と前記メインポンプの吸入側とを結ぶ加給回路と、この加給回路の途中に設けられてマスタシリンダからメインポンプへブレーキ液を供給する加給ポンプと、前記加給回路を開閉する常閉のイン側ゲート弁と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段からの入力に基づいて前記液圧制御弁,両ゲート弁および両ポンプの作動を制御する制動制御手段と、を備え、前記制動制御手段は、車両の挙動が不安定方向に向かっていることが検出されたときには、イン側ゲート弁を開弁させる一方でアウト側ゲート弁を閉弁させ、かつ、加給ポンプならびにメインポンプを作動させ、マスタシリンダから加給回路を介してブレーキ回路にブレーキ液を供給させ、さらに、液圧制御弁を作動させて所望のホイルシリンダに制動力を発生させて車両挙動を安定させる挙動安定制御を実行するよう構成されたブレーキ制御装置において、前記走行状態検出手段には、制動操作が行われたことを検出する制動操作検出手段が含まれ、前記制動制御手段は、前記イン側ゲート弁を閉じたまま両ポンプの少なくとも一方のポンプの作動を行ったときには、その後、制動操作が行われたときに、所定の閉弁条件が成立するまでの間、前記イン側ゲート弁を開弁する負圧解消制御を実行するよう構成されていることを特徴とするブレーキ制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/48
, B60T 8/24
, B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/48
, B60T 8/24
, B60T 8/58 D
前のページに戻る