特許
J-GLOBAL ID:200903053273543386

誘導加熱装置の入熱制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230942
公開番号(公開出願番号):特開平8-096943
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 外乱等が生じていないときには自動的な入熱制御をし、外乱等が生じたときにはオペレータの操作により制御量を変化させ外乱等を防ぐ。【構成】 主制御量演算部60は、条件設定器7から入力される条件及び介入制御量出力部61から出力される介入制御量Hを基に、主制御量Eo を求める。補正制御量演算部57は演算により補正制御量ΔEを求める。ラインスタートからラインが定格速度になるまでは、主制御量Eo に応じた電力Pがインバータ2から加熱コイル1へ送られ、ラインが定格速度になった以降は主制御量Eo に補正制御量ΔEを加算した制御量E(=Eo+ΔE)に応じた電力Pが加熱コイル1へ送られる。介入制御量Hは、介入制御量増減スイッチ62U,62Dを押したときにスイッチ操作に応じた値で出力され、スイッチ62U,62Dを押さないときには出力されない。
請求項(抜粋):
制御量に応じた電力を出力する可変電源から電力が供給されて発熱をする加熱コイルに、被加熱物を通していくことにより被加熱物を加熱していく誘導加熱装置と、被加熱部の送り速度であるライン速度を検出する速度検出部と、被加熱物の物理条件,目標温度及びコイル効率を設定する条件設定部と、操作者の操作に応じた値の介入制御量を出力する介入制御量出力部と、条件設定器で設定した条件,速度検出部で検出されたライン速度及び介入制御量出力部から出力される介入制御量を基に主制御量を求める主制御量演算部と、被加熱物の温度である検出温度を目標温度にするのに必要な補正制御量を求める補正制御量演算部と、被加熱物のライン速度が一定になったかどうかを判定する比較部と、ライン速度が一定になっていないときには前記主制御量をそのまま制御量として前記可変電源へ送り、ライン速度が一定になったら、前記主制御量に前記補正制御量を加えて得た制御量を前記可変電源へ送る加算部と、を有することを特徴とする誘導加熱装置の入熱制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-100890
  • 特開平1-100890
  • 特開平1-100890

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