特許
J-GLOBAL ID:200903053278895094

ウェーク渦乱流または大気乱流を実時間で決定する方法、およびウェーク渦空気乱流または空気乱流に対し補正された出力を与える光シンチロメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237088
公開番号(公開出願番号):特開平10-186056
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 10kmの距離まで大気乱流強度を測定するよう動作する光シンチロメータを提供する。【解決手段】 光シンチロメータ100はトランスミッタ14とレシーバ16とデジタル処理回路20とを用いて操作現場で乱流強度の実時間連続測定を行なう。信号はしきい値との比較前にデジタル化されて光学トランスミッタおよびレシーバの経路を通る物体に帰する事象を取り除く。システムはそれにより飽和型での一次対数-振幅分散関数の調整計算を行なう。大気乱流は航空機によるウェーク渦でも気象条件によるものでもよい。信号デジタル化しきい値信号との比較とにより、無効信号入力は経路平均乱流強度計算から排除され、それにより、赤外線ビームの妨害があっても屈折乱流強度計算におけるデータの質を保証する。
請求項(抜粋):
時間的および空間的に平均化されたウェーク渦乱流を実時間で決定する方法であって、赤外線光信号を発生するステップと、前記赤外線光信号を、光学視準器を用いて部分的に視準するステップと、前記視準された光信号を、大気を通して送信するステップと、前記送信された光信号を受信し、前記送信された光信号を光検出器上に集束装置を用いて集束し、それによって受信アナログ信号を発生させるステップと、前記受信アナログ信号をデジタル形式に変換して受信デジタル信号を発生させるステップと、前記受信デジタル信号の各々を所定のデジタルしきい値レベルと比較して、前記受信デジタル信号のうち前記所定のデジタルしきい値レベルと少なくとも同じ大きさであるもののみに対してデータ出力信号を発生させるステップと、前記データ出力信号の経路平均対数振幅分散を計算して、航空機により発生されるウェーク渦の力学的力積を与えるステップとを含む、時間的および空間的に平均化されたウェーク渦乱流を実時間で決定する方法。

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