特許
J-GLOBAL ID:200903053281051522

インクジェット記録用紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 信昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-178127
公開番号(公開出願番号):特開平11-348409
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】無機微粒子および親水性バインダーからなる空隙層を有するインクジェット記録用紙において、高い光沢性と高い空隙率を維持したままで、耐光性に悪影響を与えることなく印字後の画像の滲みを改善したインクジェット記録用紙を提供する。【解決手段】支持体上に親水性バインダーおよび、1次粒子の平均粒径が30nm以下の無機微粒子と特定構造を有し平均分子量が10万以下の水溶性のカチオンポリマーから構成されるカチオン性の複合粒子を含有するインク吸収層を有することを特徴とするインクジェット記録用紙である。
請求項(抜粋):
支持体上に親水性バインダーおよび、1次粒子の平均粒径が30nm以下の無機微粒子と下記一般式(1)で表される平均分子量が10万以下の水溶性のカチオンポリマーから構成されるカチオン性の複合粒子を含有するインク吸収層を有することを特徴とするインクジェット記録用紙。【化1】式中、RおよびR′は水素原子または炭素原子数が1〜4のアルキル基を表し、R1、R2、R3、R1′、R2′およびR3′はそれぞれアルキル基を表しAおよびJは2価の連結基を表す。X1-およびX2-はアニオン基を表す。Qはエチレン性不飽和基を有する単量体から誘導される繰り返し単位を表す。Qは2種以上の単量体を共重合した場合も含む。xは10〜95モル%、yは5〜90モル%、zは0〜60モル%である。mは1〜6の正数を表す。

前のページに戻る