特許
J-GLOBAL ID:200903053289599713

内燃エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349803
公開番号(公開出願番号):特開平6-173789
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 燃料タンク、キャニスタ等から成る蒸発燃料排出抑止系のもれの有無を正確に検出する。【構成】 蒸発燃料排出抑止系をエンジンの吸気負圧により所定の負圧状態まで減圧した後、エンジンの吸気系との接続を遮断しリークダウンチェック(蒸発燃料のもれの有無のチェック)を行う。リークダウンチェック処理開始(減圧処理終了)後所定時間T4経過した時点で、燃料タンク内圧PST(開始圧)の計測を行い(ステップS53,S54,S55)、その時点から所定時間T5経過したとき燃料タンク内圧PEND(終了圧)の計測を行う(ステップS56,S57)。開始圧PST及び終了圧PENDを用いて、変化率PVARIB(=(PEND-PST)/T5)を算出し(ステップS58)、変化率PVARIBが所定以上のとき、もれが有ると判定する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着する活性炭を有するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを接続する第1の通路と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを接続する第2の通路と、該第2の通路に介装されたパージ制御弁とからなる蒸発燃料排出抑止系と、前記キャニスタの前記吸気口を開閉するドレンシャット弁と、前記蒸発燃料排出抑止系内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記パージ制御弁を開弁するとともに前記ドレンシャット弁を閉弁することにより前記エンジンの吸気管内負圧を導入して前記蒸発燃料排出抑止系を所定の負圧状態とした後前記パージ制御弁を閉弁する減圧処理手段と、前記パージ制御弁を閉弁後の負圧の減少割合に基づいて前記蒸発燃料排出抑止系のもれの有無を検出するもれ検出手段とを備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記減圧処理手段による減圧処理の終了時点から所定遅延時間経過したとき、前記もれ検出手段を作動させる遅延手段を設けたことを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-153554

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