特許
J-GLOBAL ID:200903053290959308

共重合体ラテックスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252371
公開番号(公開出願番号):特開平10-077306
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【構成】 脂肪族共役ジエン、エチレン系不飽和カルボン酸およびこれらと共重合可能な他の単量体からなる単量体を環内に不飽和結合を1つ有する環状の不飽和炭化水素の存在下で乳化重合する際に、エチレン系不飽和カルボン酸の全使用量X重量部のうち、Y重量部を重合系内に存在せしめて重合を開始し、前記XとYとが、0.2≦Y≦1、0.1≦Y/(X-Y)≦0.5という条件を満足させ、ゲル含有量が20重量%以下でかつ水相部の酸量が0.01〜0.4meq/1g(固形分)以下の共重合体ラテックスを得ることを特徴とする共重合体ラテックスの製造方法。【効果】 本発明の製造方法により、微細凝固物の少ない共重合体ラテックスが得られ、本発明の共重合体ラテックスをバインダーとして用いた塗工紙は、表面強度、耐ブリスター性に優れる。
請求項(抜粋):
脂肪族共役ジエン系単量体10〜80重量部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.6〜10重量部及びこれらと共重合可能なその他の単量体10〜89.4重量部からなる単量体混合物(合計100重量部)を環内に不飽和結合を1つ有する環状の不飽和炭化水素の存在下で乳化重合するに際し、エチレン系不飽和カルボン酸単量体の全使用量X重量部のうち、Y重量部を重合系内に存在せしめて重合を開始し、前記XとYとが、下記の条件1および2を満たし、ゲル含有量が20重量%以下でかつ水相部の酸量が0.01〜0.4meq/1g(固形分)となるように重合することを特徴とする共重合体ラテックスの製造方法。条件1:0.2≦Y≦1条件2:0.1≦Y/(X-Y)≦0.5
IPC (4件):
C08F 2/24 ,  C08F220/04 ,  C08F236/04 ,  D21H 19/56
FI (4件):
C08F 2/24 ,  C08F220/04 ,  C08F236/04 ,  D21H 1/28 A

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