特許
J-GLOBAL ID:200903053297520280

硬貨処理機における硬貨繰出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-215196
公開番号(公開出願番号):特開平11-053598
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 厚さの差が大きい硬貨が混在したり、直径差が大きい硬貨が混在している場合であっても、厚み規制部材の下での噛み込みがなく、硬貨を1層1列状態にして円滑に繰り出すことを可能とする。【解決手段】 回転円盤1上に供給される硬貨を厚み規制部により2枚重ねの硬貨を1層状態としたのち回転円盤の周縁から外方へ向けて形成された硬貨通路6へ送り出す硬貨処理機において、前記厚み規制部は、厚み規制高さが固定とされた固定規制部19と、厚み規制高さが変動する変動規制部26とで構成し、上記固定規制部は、前記回転円盤の最上流側にあって硬貨を1層状態に規制する高さを有し、かつ回転円盤の周辺から徐々に中心側に張出し、回転円盤の周縁にそって移動する最大径硬貨の直径方向略半分の領域を規制するよう形成され、前記変動規制部は、前記固定規制部の終端に続いて固設される保持枠27に上下動自在に配列支持された複数個の規制片28を有し、この規制片は少くともその硬貨進入側下端が削落された弧状乃至傾斜状としたことにある。
請求項(抜粋):
回転円盤上に供給される硬貨を回転円盤の回転による遠心力により周縁へ移動させ、該円盤の上面に臨んで設けられる厚み規制部により2枚重ねの硬貨を1層状態としたのち回転円盤の周縁から外方へ向けて形成された硬貨通路へ送り出す硬貨処理機において、前記厚み規制部は、厚み規制高さが固定とされた固定規制部と、厚み規制高さが変動する変動規制部とで構成し、上記固定規制部は、前記回転円盤の最上流側にあって硬貨を1層状態に規制する高さを有し、かつ回転円盤の周辺から徐々に中心側に張出し、回転円盤の周縁にそって移動する最大径硬貨の直径方向略半分の領域を規制するよう形成され、前記変動規制部は、前記固定規制部の終端に続いて固設される保持枠に上下動自在に配列支持された複数個の規制片を有し、この規制片は少くともその硬貨進入側下端が削落された弧状乃至傾斜状とされていることを特徴とする硬貨処理機における硬貨繰出し装置。
IPC (2件):
G07D 3/00 GBN ,  G07D 9/00 418
FI (2件):
G07D 3/00 GBN ,  G07D 9/00 418 A

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