特許

J-GLOBAL ID：200903053298065624

写真フイルムパトローネの検査装置及び検査方法

発明者： 関沢 康裕 ,  後藤 文男 ,  鈴木 智明 ,  久保田 正之
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 小林 和憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-187483
公開番号（公開出願番号）：特開平8-166222
出願日： 1995年07月24日
公開日（公表日）： 1996年06月25日
要約：

【要約】【課題】 蓋部材の位置を検査する際に、検査精度を高度に維持することができなかった。また、スプールロックの取付け検査においても、基準画像と検査画像との差異が僅かなため、正確な検出が困難であった。【解決手段】 写真フイルムパトローネの側面を照明する照明器と、固体撮像デバイスと、蓋部材のマーク部の位置を測定し、この測定値と予め定められた基準値とを比較して蓋部材の回転位置を判断する検査手段とを備えた。また、スプールロック部材に当接して挿入溝内に倒し込む倒伏手段を経てから、固体撮像デバイスによりパトローネ本体を撮像し、基準画像ROMから基準画像を読み出し、固体撮像デバイスで撮像されたパトローネ本体の検査画像と基準画像とを比較して、パトローネ本体の挿入溝にスプールロック部材が正しく組み付けられているか否かを判断する検査方法にした。

請求項（抜粋）：

写真フイルムが巻回されたスプールを回転させることにより、写真フイルムをフイルム通路を介して写真フイルムパトローネの外部に送り出すとともに、前記写真フイルムパトローネには、フイルム通路を開く開き位置と閉じる閉じ位置との間で回転自在に設けられ、マーク部が端面に設けられた蓋部材と、この蓋部材の端面を写真フイルムパトローネの側面に露呈させる開口とが設けられた写真フイルムパトローネの検査装置において、前記写真フイルムパトローネの側面を照明する照明器と、この照明器によって照明された写真フイルムパトローネの側面を撮像する固体撮像デバイスと、この固体撮像デバイスからの画像情報に基づいて前記マーク部の位置を写真フイルムパトローネ基準で測定し、この測定値と予め定められた基準値とを比較して蓋部材の回転位置を判断する検査手段とを備えたことを特徴とする写真フイルムパトローネの検査装置。

IPC (4件)：

G01B 11/24 ,  G03C 3/00 530 ,  G03C 3/00 550 ,  G03C 3/00 590